ブライトン側に簡単に手放す気はなしか

ブライトンで活躍する三笘 photo/Getty Images

先日行われたサウサンプトン戦で2試合連続となるゴールを記録し、得点ペースアップを予感させるブライトンFW三笘薫。指揮官ファビアン・ヒュルツェラーのスタイルにもフィットしているようで、今季チームとともに三笘がどこまで数字を伸ばしてくるか注目される。 気になるのは、今後三笘がブライトンからステップアップする可能性があるかどうかだ。プレミアリーグでは十分なほど実力を証明しており、左サイドからの仕掛けは世界トップクラスだ。 気になるポイントがあるとすれば、27歳の年齢だろうか。スペイン『Fichajes』は三笘が今後の市場でどう動くか注目しているが、ブライトン側は三笘に6000万ユーロと高額な価格を設定しているという。 「ブライトンの逸材である三笘は市場でも注目を集めている。27歳の日本代表FWは、プレミアリーグより出てくる次なるビッグネームとなるかもしれない。ドリブルのスキルだけでなく、決定的な働きの部分も際立っていて、欧州トップクラブから関心を集めている。しかしブライトンは選手を売却するうえで価値を最大化するクラブであり、三笘を簡単に手放す考えはない。クラブ側は6000万ユーロの希望価格を設定しており、これは獲得を望むクラブを驚かせる金額だ」 「三笘はブライトンの重要戦力の1人であり、独特のゲームビジョンを持っている。問題は、ブライトンの高額な移籍金要求に欧州トップクラブが応じるかどうかだ」 全ては今季の活躍次第だが、27歳という年齢は決して若くない。ブライトン以上のビッグクラブに挑戦するには、来夏あたりがラストチャンスとなってもおかしくない。三笘のステップアップはこれまでも何度か話題になってきたが、今後どのように動くだろうか。