大阪府・吉村知事が定例会見6月17日(全文4)五輪はどうリスクを最小化するか
大阪府の吉村洋文知事は17日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「大阪府の緊急事態宣言は20日まで。以降はまん延防止措置に移行する」大阪府・吉村知事(2021年6月17日)」に対応しております。 【動画】「大阪府の緊急事態宣言は20日まで。以降はまん延防止措置に移行する」大阪府・吉村知事(2021年6月17日) ◇ ◇
最初の段階である程度整えたもののみ申請できるように
吉村:これは裏を返せば、なんでそういうことをしているのかっていうと、支援金のときがそういうことがあったんですけど、要はいろんな不備があってもどんどん申請できてしまうと、本人は不備があると思ってないわけですから、その申請をした段階で受け取った側とすると、そこのやりとりが、キャッチボールがあって、そこに非常に時間が掛かってしまうというのがあるので、最初の申請の段階である程度ちゃんと整えたもののみが申請できるようにするということ。これはある意味、裏を返せば最初の申請にえらい時間掛かるし、読み物も多いし、なんか大変やなという意見が出てくるかもしれませんが、それは裏を返せば早くこの認証を、やりとり、キャッチボールができるだけ少なくするようにという制度で、それは意図的にやっています。 その認証、申請があれば今度は希望日を聞いて、現実に現地に赴きます。チェック項目もそうですけど、審査項目は40項目ぐらいありますから、それと皆さんに報告しているとおり、感染対策のリーダーをきちんと定めてもらったりだとか、このためにつくった「飲食店スマホ検査センター」の積極利用であったりとか、それも今、一緒に動き出していますので、そういったことがあるわけですけれども、現地に赴いたりと。その体制については220名体制で今、組んでいます。 ですのでどれぐらいの申請になるかということで分かりませんけれども、われわれとしてもできるだけ迅速に対応していきたいと思って体制を組んでいます。ここが、じゃあどういうふうに申請になってくるのかということについては、やっぱりインセンティブの中身が結局なんやねんということがまだ確定していません。将来的には必ず僕はインセンティブを付けていこうと思っています。今あるインセンティブってなんやねんっていうと、感染対策を徹底していますよっていうことをお客さんに伝える、われわれも公表するぐらいしかインセンティブとしてはないわけですから、じっくり時間を掛けて増やしていくということにはなるんでしょうけど。もしいろんな制限措置と絡むような対応を取ればこれは一挙にやっぱり申請も増えてくる可能性あるし、そのときにわれわれとしても迅速に動ける体制をつくっています。ただ、それでもやっぱりタイムラグとか出てくるので、それは不平等出るやんかと。そこをどうするかっていうのは今、実務的に一生懸命考えているところです。 司会:よろしいですか。すいません、NHKさん、じゃあどうぞ。