大阪府・吉村知事が定例会見6月17日(全文4)五輪はどうリスクを最小化するか
どのような要件なら酒類を提供してよいと考えているのか
NHK:すいません、NHKの佐藤です。先ほど知事のお話の中で、飲食店の要請について、感染対策を徹底してやってくれているお店についてはお酒の提供も認めていくのも筋ではないかという話があったと思うんですけれども、先ほどから別途通知する一定の要件というのがあると思うんですけれども、あらためて知事としては、一定の要件というのはどのような要件があればお酒の提供をしてもいいのではないかというようにお考えでしょうか。 吉村:だからこれは、趣旨は一緒だと思いますよ。感染対策を取っている店に認めようということが趣旨だと思います。その先に第三者認証制度があるわけですから。今まで飲食店における感染症対策っていうのは、今までいろんなことはいわれていますけども、その中のコアな部分を引っ張ってくるのではないかとは思っていますけれども。ただ、それは現実、どこをどう引っ張ってどうチェックすんねんということについて、実務的なものってどうなるのかなというのが非常にまだ分からないです。ここはたぶんNHKの取材力のほうが強いんじゃないんですかね。官邸に行ってさ、NHKいっぱいおるやんか。聞いて教えてください、逆に。いや、ほんで、だからそこはちょっと、いろいろ僕も聞いてるんですけど確定したものはない、まだ分からないということです。 ここの対処方針になるんですけど、原則として全ての施設で実地、働き掛けをしようと。だから見回れっていうことが基本的対処方針に記載されています。これはだからどの制度を使ったとしても見回ることになるんだと思います。そのときに見回るっていっても、一定の要件を満たした店かどうか、どうチェックするのかなとか、チェック本当にできるのかなとか、そういう中身になるのかなっていうのが非常に注意をして見ているところです。
感染対策をしっかり取れている店に
こういうのを作るのはつくれるんですけど、僕らは現場で動かないといけないので、作ったは有名無実みたいになってしまってわれわれも現場も非常に動きにくくなって、実際は結局、お酒の提供の自粛を普通に認めるのと一緒だよねみたいになってきてしまうとあまり意味がないので。 総論ではみんないろんなことは言えるんですけど、われわれ現場で実際に実効性のあるものにしていくっていう意味でどんなものがそういう店になるのかなということは非常に注意をして見ているところです。まだ来ないのでちょっと分からないです。見回りはやりますよ。やるんだけど。ちょっとすいません、中身までは分からないですが、趣旨としては徹底した、感染対策をしっかり取れている店には認めるという趣旨じゃないですか。 だからそれをより明確にするんだったら僕はやっぱりゴールドステッカーとか個別認証じゃないのって思うんですけど、ただ、そこにはさっきもあった、ここも現実の話が出てきて、じゃあ全部の店でこれをちゃんと認証済みで発行済みなんかっていうとそうじゃないですから。それは全国ほかのエリアを見てもやっぱりそうじゃないので、そういう意味で、この対象方針ではその先に備えて第三者認証制度をしっかりせえよっていう趣旨なんかも分からないので、ちょっと本当にこれはなかなか分かりにくいのがあれですけど、いずれにしても飲食店の皆さん、いろいろな仕入れ等もありますから早く判断したいっていうのも僕はあるので。ただ、一方で分からんまま判断できないですから。もうこのとおりいいですよっていうふうに言うんだったらいいんですけど、そういうわけにはいかない非常に重要なところだと思うので、あした本部会議を開きたいということです。