課長に昇進したからお小遣いを「5000円」アップしてほしいという夫。「お酒代」として消えそうなのでやめたほうがいいでしょうか…?
一般的な会社員だと昇進によって給与が増える可能性があるため、同時に月々のお小遣いアップを希望する人もいるでしょう。本人が頑張った結果なのでお小遣いを増やしてあげたい気持ちはやまやまですが、お酒が好きな人だと「お小遣いを増やした分、お酒に使うようになるのではないか」と不安になるかもしれません。 本記事では、5000円のお小遣いアップで自宅での晩酌代や飲みに行くために使えるお金がどれくらい増えるのかを詳しくご紹介します。また、お酒の飲み過ぎを防止するためのポイントもまとめているので、参考にしてみてください。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
5000円のお小遣いアップで晩酌の量はどのくらい増える?
晩酌代をお小遣いから出している場合、お小遣いが5000円アップすると頻度がどのくらい増えるのかについては、1回の晩酌にかける費用によるでしょう。 例えば、350ミリリットル237円(税込み)のビール1本と300円程度のおつまみで晩酌したとして、1回あたり約500円の晩酌代がかかります。アップした5000円のお小遣いをすべて晩酌代に充てるとしたら、月に10回は晩酌を増やせるようになる計算です。 おつまみを家にあるもので済ませ、5000円でお酒のみを購入した場合は、月に20回ほど晩酌を増やせるようになる可能性があります。 元々のお小遣いでは賄えず晩酌をあまりしていなかった人も、5000円のアップでほぼ毎日晩酌ができるようになるかもしれません。
5000円のお小遣いアップで飲みに行く回数はどのくらい増える?
株式会社SBI新生銀行が実施した「2024年会社員のお小遣い調査」によると、男性会社員の外での飲み代の平均は1回あたり6219円です。年代別にしたものを表1にまとめました。 表1
※株式会社SBI新生銀行「2024年会社員のお小遣い調査」を基に筆者作成 1回の飲み代で平均程度の金額を使うのであれば、お小遣いを5000円アップした分では1回分の飲み代に足りない計算になります。少しおさえ目にするのであれば、月に1回程度、飲みに行く回数が増えるかもしれません。 ちなみに、同調査によると男性会社員の月の平均お小遣い額は3万9081円ですが、30代は3万6196円、40代は3万6089円と平均より少し少なくなっています。