アートが楽しめる美しいホテル&旅館 10選
間近に迫るゴールデンウィーク。今年は、この数年実現できなかったような特別な旅を計画している人も多いのでは? それなら、アートの魅力に浸りながら非日常を味わえる宿泊施設に滞在してみてはいかがだろうか。施設自体の美しさはもちろん、独自の視点でセレクトされたアートも楽しめるホテル&旅館を、全国から厳選してご紹介!
KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS / 東京・墨田
コンテンポラリーアートのストレージとホテルを融合した「KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS」。アートギャラリーが作品を公開保管するストレージが共有部に設置されるなど、さまざまな作品が収蔵・展示されている。
館内では、各ギャラリーに貸し出している8区画のストレージスペースと、作品販売・アーティスト支援を専門とするThe Chain Museum運営の期間展示スペースで展示が行われている。また、KAIKA東京主催で2年に1回開催される「KAIKA TOKYO AWARD」に入賞した作品もディスプレイされていて、ゲストの目を楽しませてくれる。
アートギャラリーの日常を垣間見ることができる地下1階アートストレージは必見。運が良ければ入居しているアートギャラリーの搬出入の様子も見られることがある。
KAIKA 東京 by THE SHARE HOTELS 住所/東京都墨田区本所2-16-5
パークホテル東京 / 東京・汐留
パブリックスペースや全客室フロアの回廊において、通年でアートを常時400点以上展示している、美術館のようなホテル。アーティストが客室の壁に直接絵を描いた34室(2023年3月現在)の「アーティストルーム」も。
31階アーティストフロアの全客室は「アーティストルーム」と呼ばれ、客室そのものが作品空間となっている。写真は、画家の沼野伸子が2021 年 8 月から2022 年 1月にかけて制作したた部屋 「草花」。
25階でエレベーターを降りると、ゲストをエントランスで迎えてくれるのは、此木三紅大(コノキミクオ)による彫刻作品《風神雷神》。作品のイメージとなった三十三間堂(京都市)内の《風神雷神像》や、俵屋宗達の《風神雷神図屏風》と対比して鑑賞するのもおすすめ。 パークホテル東京 住所/東京都港区東新橋1-7-1 汐留メディアタワー フロント25F