全米メディアは大谷翔平の8勝&40号に称賛の嵐「ア・リーグどころか野球界のMVP」「サイヤング賞の大穴」
同サイトによるとマドン監督は「すでに(誰もが)彼を表現している言葉以外の言葉では何も伝えられない」と絶賛。 「序盤は三振を狙っていたわけではなかったが、後半になって球威は増していた。9回も続投させようと思ったが、彼は疲れていた。でも、それが上手くいった。スライダーで被弾したが、あと1点は取り返したいと思っていたところに、大谷がライトへの超特大弾でそれをやってのけてくれた。極上の選手。彼は唯一無二のアスリートであり、特別な存在だ」と称えた。その上で「サイヤング候補としても注目されるべきだ」と言及。 「彼はすべての賞のど真ん中にいるんだ」とまで発言した。 一方、大谷1人にしてやられた敵将のヒンチ監督も、「大谷は素晴らしい特別な才能の持ち主。私たちは不運にも(敗戦という)犠牲を払いそれを目撃することができた。彼はマウンド上で試合を支配し、40本塁打を打ち、明らかに今夜の試合を支配していた」と、もうお手上げのコメントを残している。 MVP&サイヤング賞候補についてさらに突っ込んで報道したのはカナダのスポーツ局TSN だ。 「別格の大谷」との見出しを取り、「ア・リーグのMVPレースは、今しばらく終了となった。大谷は別格だ。大谷の比類なき投球が、水曜日の夜にまた披露された。タイガースに3-1で勝利する中で、彼はキャリア最長となる8イニングの投球で8三振を奪った。大谷はまたメジャー全体の本塁打争いトップをキープする一発を放ち、これはエンゼルスの球団史上最速で40本に達した選手にもなった」という記録を付け加えた。 記事は、ア・リーグのMVPレースにおけるブックメーカーのオッズを紹介。6月29日の時点で、大谷のオッズは2.05倍だったが、この試合前で1.091倍に下がり、さらに「記憶に残るパフォーマンスの後」にオッズは1.045倍になったという。 「マイク・トラウトはキャリアで2度、シーズン40本塁打を放っているが、それを大谷以上の早さで達成したことはない。大谷はメジャートップの本塁打数に加え、打点でも4位(87打点)、得点で9位(80得点)、盗塁で9位(18盗塁)につけている。大谷は、その打撃成績のみでもア・リーグMVPを手に入れるには十分な数字を残している。加えて彼がマウンドでやり遂げていることもある。8勝1敗と成績を伸ばし、防御率は2.79とした。7月1日以降で彼は5勝1敗で防御率は1.58としている」と称賛した。