オリックス・山下舜平大、400万円ダウンの年俸3600万円でサイン 第三腰椎分離症、地道にリハビリ「少しずつ投球も再開できている」
昨年新人王のオリックス・山下舜平大投手(22)は22日、大阪市の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季4000万円から400万円ダウンの年俸3600万円(金額は推定)で来季の契約を結んだ。 「テンパー(10%)ぐらいダウンです。ダウンしているので、そういう評価だと思います。本当にふがいないピッチングが続いていましたし、チームに本当に迷惑を掛けているなと思っていた。この気持ちを忘れずに、少しでもチームの勝ちに貢献できたら」 リーグ3連覇を果たした昨年は9勝(3敗)を挙げて、新人王に輝いた160キロ右腕だが、福岡大大濠高からドラフト1位入団4年目の今年は故障にも見舞われ、3勝(6敗)と不本意なシーズンに終わった。防御率は1・61から3・38に悪化。先発ローテーションを守り抜く決意で臨んでいたが、4月下旬に2軍落ちも経験。9月終盤には再び腰を痛め、オフに入ってからは「第三腰椎分離症」と診断された。 地道にリハビリを進めながら「少しずつ投球も再開できている」と明かす。来季こそ、先発ローテーションを守りきって「昨年の9勝を超えるような成績を挙げて、もう一度、日本一になれるよう頑張りたいと思います」と抱負を語った。
中日スポーツ