小池都知事が定例会見4月8日(本文1)TOKYOワクチンバスを大学に派遣
20代の感染増への受け止めを
TBS:TBSのタケチです。よろしくお願いします。知事にお伺いしたいんですけれども、20代のコロナの感染が増えているんですけれども、この知事の受け止めをあらためてお願いしたいのと、その20代へのメッセージ、あればお願いします。それと、あとイベントワクワク割に関してもお伺いをしたくて、5月に開始が検討されているということもあるんですけれども、東京で若者の感染が増えていることを踏まえると懸念もあるかと思いますが、受け止めをお願いいたします。 小池:20代の陽性者が占める割合が非常に多いと。また、それ以下の方々も多いのが現状であります。逆に申し上げれば、例えば高齢者が少なくなってきている、ただし、重症化する方や、残念ながらお亡くなりになる方々は高齢者が多いと。これはワクチンの接種が高齢者についてかなり進んでいる。逆に言えば20代は進んでいないということから、20代が、若い方々に接種を受けていただくということを都として勧めているわけであります。 で、感染の連鎖を断ち切るためにも、若い世代の方々に接種をしていただくということは重要かと思います。また、一方で、副反応が、といったようなご意見もあるところでございますけれども、一方で後遺症について、現実に相談者の4分の1が若い方々であると。20代以下の若い方々が占めているということでございますので、後遺症についてのリスクもあるかということも、今日もお伝えしたところであります。
総合的にコロナ対策として進めていきたい
先ほど、ワクチンバスを大学に派遣するということもお伝えしました。都として、9カ所の大規模接種会場で大学のゼミとかサークルとかの単位で受けると。もちろんもう予約が要らない会場もございますので、ぜひ、大学や新しい新入社員の方々、こういった若い方々に受けていただくことが、全体としてのBA.2に、特に新しい株で置き換わって、これが、感染力があるからこそ広がって置き換えられているわけでありますけれど、ここのところの部分は、ぜひ、若い方々もワクチンの接種を進めることによって抑えていきたいということを考えております。 ワクチン、それから中和抗体、そして、ワクチンと中和抗体と、それから経口薬でございますね。こういった、あと、検査キット。これら、4点セットでぜひ、国が確保していただく部分が多いわけでございますけれども、これらの仕組みもそうです。使いやすくできているか否かっていうことも確認をしながら、ぜひともこのコロナとの戦い、しっかり抑え込んでいきたいというふうに思います。 それから、いろいろ報道されているようでございますけれども、イベントに対してインセンティブを付けてという話ですけど、ただ、最終的にどのような形になるのか、ちょっと聞いてはおりません。やはり、この感染の具合がどうなっていくのかなど、これまでもいろんなタイミングですね、感染の拡大、または感染が収まりきらないうちに何かインセンティブを設けたりすると、逆にそこからまたぶり返すということもございました。いろんな例からもしっかり国のほうでも精査していかれるものと考えております。そういったことを総合的にコロナ対策として進めていきたいと考えています。 TBS:ありがとうございます。 小池:はい。小林さん。朝日新聞の小林さん、どうぞ。 【書き起こし】小池都知事が定例会見4月8日 全文2に続く