【ウインターカップ2024】桜花学園を支えるアシスタントコーチ、白慶花&佐藤ひかる「相手に合わせるよりも桜花学園のバスケを」
「強い気持ちが見え始めたところに成長を感じる」
──今回は3年生コンビの阿部心愛選手と白石弥桜選手、下級生コンビで金澤杏選手と竹内みや選手に取材するのですが、彼女たちがどんな選手で、どんなキャラクターか教えてください。 白 阿部は175cmのフォワードで、身体が強くてオールラウンドに活躍できます。内外問わずに得点できる嗅覚は素晴らしいです。 佐藤 意外と引っ込み思案というか、「私がここで声を出していいのかな」みたいな感じがあります。性格的には自分が先頭に立つよりも背中で引っ張るタイプですが、そこで「ここでリーダーシップを取らなきゃいけないよ」とは伝えています。特にこのウインターカップに向けて、チームが苦しい時に「自分が行く」という強い気持ちが見え始めたところに成長を感じています。 白 白石は185cmのセンターで、ウチの大黒柱です。器用さが武器ですが、ここに来て力強さを増していますし、力強さとしなやかさのバランスの良さが魅力だと思います。 佐藤 白石は同級生と仲が良いだけでなく1、2年生とのコミュニケーションもよく取ってくれて、チームのお姉ちゃん的な存在ですね。 白 金澤は171cmのシューティングガードで、ウチのピュアシューターです。決定力の高さ、特にクラッチタイムの勝負強さはチームの中でもピカイチですね。 佐藤 金澤はああ見えておちゃらけていて、やっぱり関西人らしいところがあります。 白 竹内は161cmのポイントガード。個人的に竹内はディフェンスでハードにプレッシャーを掛けて、それで先輩たちを背中で引っ張っているのがすごく良いと思っています。自分で得点を狙いつつ視野の広さを生かしてのアシストもできますし、どんな試合展開でもゲームをコントロールしてほしい選手です。 佐藤 注目してほしいのは、一番楽しくバスケをやっているところ。竹内はいつも笑顔なのが良いんです。見ていても楽しいし、勇気をもらえると思います。 白 他の選手も紹介していいですか? ウチは全選手に注目してほしいので。