宮城と福島で震度6強 気象庁「東日本大震災の余震と考えられる」
宮城県と福島県で最大震度6強を観測した地震を受け、気象庁は14日午前1時10分から記者会見し、「揺れの強かった地域では1週間程度は震度6強程度の地震に注意してください、特に今後2、3日程度は規模の大きな地震が発生することが多くある」と注意を呼びかけた。 【動画】宮城と福島で震度6強 気象庁が記者会見
今回の地震について、鎌谷紀子地震情企画官は「東日本大震災の余震と考えられる。余震活動は低下傾向にあるものの、発生数は東日本大震災の前より多い状態」だと述べた。地震のメカニズムは逆断層型で、沈み込む太平洋プレートの内部で発生した地震と考えられるとした。 震度6強を記録した宮城県蔵王町、福島県相馬市、国見町、新地町のほか、北海道から中国地方までの広い範囲で震度6弱から震度1を観測した。 会見では、地震の規模を示すマグニチュードについて当初発表の7.1から7.3(暫定地)に、震源の深さは60キロから55キロにそれぞれ修正した。