2024年の最強ラーメンはこれ! ラーメン官僚が太鼓判を押す東京「BESTラーメン」7軒
「奈つやの中華そば」は、動物系のふくよかなコクをフル活用し、煮干しと節の滋味を等身大以上のスケール感で表現。ちょっと奮発して「奈つやのもちもち雲呑中華そば」をチョイスすれば、モッチリ感が麗しいワンタンが心ゆくまで堪能できる。
「奈つやのつけそば」も、「中華そば」に勝るとも劣らない完成度を誇る。煮干しベースの和出汁スープの温度・味わい・香りから、麺の茹で加減、麺をスープに浸した時の麺の状態に至るまで、考えに考え抜かれた佳杯。すすり終わり際に鼻腔をくすぐる素材の芳香が、脳内からドーパミンを噴出させる。 店主ご夫婦による気配りが行き届いた接客も、『奈つや』の人気を下支えする土台のひとつ。味、接客共に非の打ちどころのない、2024年上半期を代表する鉄板優良店だ。 ●DATA 奈つやの中華そば 住:東京都大田区下丸子4-4-8 営:11:30~14:30、土日11:30~15:30 休:火・金
中華そば 鴨福(八王子)|いま大ブレイク中の究極の鴨中華
続いてご紹介するのは八王子の『中華そば 鴨福』。店主は、移転とリニューアルを重ね、ようやく人気店の座をつかみ取った、努力と根性の人。 具体的には、2017年2月、現在とは別の場所(京王八王子駅近傍)にて『麺処 鴨と軍鶏』を立ち上げた後、複数回にわたる屋号・営業場所の変更(時期によっては間借りだったこともあり)を経て、2024年5月15日、八王子の今の場所に路面店『中華そば 鴨福』を開業。 同店で主力商品として提供されている「中華そば醤油」の「超極太幅広自家製麺」が、麺にオリジナリティを求める今の時代とピタリと噛み合い、ついに大ブレイクを果たしたという経緯の持ち主だ。 同店が提供する麺メニューは、「中華そば醤油」、「中華そば塩」、「担々麺」の3種類、及びそれらのバリエーション。中でも特におススメなのが、ブランド小麦粉「もち姫」と「さぬきの夢」をブレンドして作った生地に、「セモリナ粉」の生地を挟み3層構造にした“超極太幅広自家製麺”が味わえる「中華そば醤油」だ。