合流新党「立憲民主党」 枝野新代表が会見(全文2完)外交・安保は選択肢を多く持つべき
泉氏の考えをどう取り入れていくのか
日本経済新聞:日経新聞の【ウキシマ 00:33:46】です。代表選で泉さんは政策提案型の野党を訴えてきたと思います。枝野さんはこの考えを新党でどのように取り入れていくお考えでしょうか。お願いします。 枝野:従来の会派も政策提言はたくさんやってきました。
人事における党内融和は必要か
時事通信:時事通信の【ミネ 00:34:03】ですよろしくお願いします。すいません、大きく2点なんですけれども、人事についてあらためて恐縮なんですけれども、今後の役員人事で合流前の所属をバランスを取って考えるべきだという声が多くて、今後ある種、党内融和っていうのは最前提の考え方のような気もするんですけれども、人事における党内融和は必要かどうか、それについてお考えを伺いたいのが1つ。 あともう1つ憲法問題についてなんですけれども、これまで立憲民主党、安倍政権と特に違った点として訴えてこられたと思うんですけれども、総理の有力候補となっている菅さんは安倍政権を継承する立場ということで、憲法改正も前向きとも見られていますが、憲法に対する考え方、どう向き合っていくか含めて新政権との向き合い方についてお考えをお伺いできればと思います。 枝野:前者については具体的なことはまったく白紙です。オーソドックスにやるという、オーソドックスとは何かをしっかりとご理解、ご認識いただければと思っています。 後者については安倍さんだから駄目だということではない。象徴的にそういう言い方をした仲間もありますけれども、要するに憲法というのは各政党が競い合う土俵ですから、その土俵づくりを1つの勢力だけで強引に進めると、こういうやり方にはわれわれはくみすることはできないと。同じ自民党も20年前は中山調査会で、憲法議論の本質というのをしっかりとわきまえて、与野党協議をして、強調して合意に基づいて調査会を進めていた、そういう姿勢に戻るかどうか、ということだと思っています。 司会:ありがとうございました。大変長時間お付き合いいただきましてありがとうございました。それでは新代表の記者会見を終わらせていただきます。ありがとうございました。 枝野:ありがとうございました。引き続きよろしくお願いします。 (完)【書き起こし】合流新党「立憲民主党」 枝野新代表が会見