合流新党「立憲民主党」 枝野新代表が会見(全文2完)外交・安保は選択肢を多く持つべき
全国支援者の意見を反映する代表選挙はいつ行うのか
畠山:フリーランスの畠山と申します。代表に決定された直後にお聞きするのは水を差すようなんですけれども、今回は合流新党ということで、国会議員による投票で代表に決定されました。しかしながらこれまで、旧政党、それから各議員を支持してこられた全国の党員、パートナーズさん、サポーター、そうした方々の意見というのはどうされるのか。全国の支援者の意見を反映する代表選挙はいつの時期に行うべきとお考えか。数年先なのか数カ月先なのか、そのお考えをお聞かせいただければと思います。 枝野:前段については当選直後のごあいさつでも申し上げましたが、両党の、同じ党員といっても党費も違う、パートナーズとサポーターはまったく質が違うということの中で、この整理をしようと思ったら、しかも当事者である皆さんの意見も聞きながらやろうと思ったら、これはどんなに早くやっても数カ月単位掛かる話ですので、そこは大変申し訳なかったけれども、スタートはこういう形でやらせていただいたということでおわび申し上げたものであります。 後者についてはどんなに遅くても2年以内。私の任期が2年という暫定の任期で決められています。衆議院の解散総選挙がいつあるか、率直に申し上げて10月25日かもしれない。そこでなかったとしても、仮に、おそらく解散、任期満了までどこであってもその直前、常に1カ月か2カ月先には総選挙があるかもしれないという状況の中で、まずはこの総選挙を乗り切るということが、結党の1つの意義でもありますし。総選挙の時期によって、それから結果によって、例えば政権交代が実現すれば、じゃあ枝野首班候補で政権を取って、政権発足して初動の一番大切なときに新しい総理候補を選ぶのかというようなことになるわけなので、まさに政治は時間の関数です。そうした状況を見極めて、だからできるだけ早くそうしたものを整理して、なおかつそういう機会をつくるということについては最大限努力したいと思っています。 司会:最後お2人で、はい。