寒い冬は「隠れ骨折」に要注意!生活する中で“いつの間にか骨折”…専門家に聞いたリスクと予防方法は?
隠れ骨折の予防方法
「食事」と「運動」の2つが重要です。まずは食事、筋肉を強くすることと骨の質を上げるということ。 テーラーメイドバックペインクリニック 松平浩院長: 日本人はビタミンDが不足しているため、動物由来のビタミンD(サンマ、サケ、イワシ、卵黄など)で背筋を強化し正しい姿勢を取れるようにする。 さらに日光を浴びてビタミンDを生成すること、手のひらだけでもいいです。 そして、椅子ひとつあれば誰でも簡単にできる運動が2つあります。 それぞれ1日10回、週5回程度行ってください。 ①背中反らし 足を少し開いた正しい姿勢で椅子に座り、手を頭の後ろに回して背中を反らします。 1回だいたい6カウントくらいの秒数で行うといいといいます。 ②背筋エクササイズ 椅子と背中の間にクッションなどを置き背中で押します。 テーラーメイドバックペインクリニック 松平浩院長: アクティブシニアの方は胸の前で手をクロスしていただいて、足を組みます。そして、顎を引いていただいて、しっかり背中で押します。 実際に、数年前に圧迫骨折をした70代女性はどんどん腰が曲がってしまい腰の曲がりを止めることができなかったそうですが、治療を受けながら予防運動を続けて、3カ月後くらいにテニスができるようになるまで回復したそうです。 テーラーメイドバックペインクリニック 松平浩院長: 背中の筋肉を鍛えることによって骨にもいいし骨折予防にもつながります。 あおむけで真っすぐになる方は、完全には伸びませんけど諦めないでいただけたらと思います。 (『めざまし8』2024年12月19日放送より)
めざまし8