新年の目標を「○○すること」と書くのはNG!本当に夢を叶える新年の目標の書き方とは?専門家が解説
新しい年を迎えると、一年の目標を立てたくなるもの。しかしその目標を達成できないまま終わってしまうこともしばしば。 【写真】新年の目標を達成させる5つの方法 「本当に夢を叶えたいなら、新年の目標には『すること』ではなく『こうありたい』と書くことがおすすめです」と話すのは、ウェルネスメンター&ヨガマスターとして活躍する吉川めいさん。ここでは、めいさんに“本当に夢を叶える”新年の目標の立て方を教えてもらった。 ▼吉川めい 日本で生まれ育ちながら、幼少期より英語圏の文化にも精通する。母の看取りや夫との死別、2人の息子の育児などを経験する中で、13年間インドに通い続けて得た伝統的な学びを日々の生活で活かせるメソッドに落とし込み、自分の中で成熟させた。
なぜ「〇〇する」を目標にしたのか自分に問いかけて
「例えば、新年の目標に『今年こそ-5kgやせる』と書いたことがある方は多いのではないでしょうか。 でも、そもそもなぜその目標を立てたのか、自問自答をしてみてください。 たとえば、ある方は『やせて素敵な彼氏を作りたいから』と、答えるかもしれません。 さらに自分に『WHY』を繰り返して、問いを深めていきましょう。 では、『やせないと素敵なパートナーは見つからない』のでしょうか。そこには『細くないと彼氏ができない』というあなたの思い込みがないでしょうか。自分が気持ちよくて、そういうボディを求めているならいいと思います。でも、『やせた体が好まれるから、ダイエットをしたい』というのは、他者からの評価のために自分を追い込んでしまっていることと、残念ながら同じです。 それは、自分ではなく、他社軸で目標を立てていること。そのように設定された目標を実現できないのは、当たり前のことなのです」
新年の目標は「Do」ではなく「Be」で設定して
「自分に「なぜ?なぜ?なぜ?」を繰り返して、自分の本当に目指すものがわかったら、あらためて新年の目標として『じぶんがどうありたいか?』を書いてみましょう。 今日まで生きてきた自分に感謝し、2025年はどんな姿でいたいか、自分が想像する幸せとはどんな形なのかを考えてみてください。 ありたい姿を言語化するには、DoとBeを使って思索するのがおすすめ。『○○する』(Do)ではなく、『○○である』(Be)と目標設定するのがポイントです。 たとえば DO: 毎日瞑想をする。 → BE: 自分自身と穏やかに過ごせる私でいる。 DO: 5キロ痩せる。 → BE: 自分の体を大切にできる私である。 このように、「行動」よりも「状態」にフォーカスした目標設定をすることで、自分の理想像を明確にし、自然とその姿に近づくことができます。 言葉を探す作業にもワクワクするはずです。ひとつ注意するべきは、未来形で書かないこと。『いつかは、こうありたい』ではなく、『私は、こうある』と意識して書いてください。 『すること』ではなく『ありたい姿』を目標に設定することで、2025年がみなさんにとって素晴らしい一年になることを心から願っています」