大阪府・吉村知事が定例会見7月21日(全文2)開業当初から1兆円の投資規模に
対象者は大阪府在住の子供・保護者
対象者は大阪府在住の子供さん、そして保護者の方全員です。これは大阪府、そして大阪市、そして堺市協働した、3者協働の事業でもあります。対象者も公立に限らないのは当然のこと、私立に通うお子さんも当然対象になります。それから幼稚園、保育所に通うお子さん、その保護者の方対象。高校生も対象になります。ですので、こういったチラシをもうお配りしているわけですけども、お子さんにもこのカードを夏休み前に配りました。大阪府内にいる幼稚園、保育所、小学校、これは公私とも、小中学校、高校まで皆さんにこのカードをお配りしています。 ですのでこれを、ここにQRコードもありますから、これでLINEで読み取っていただければすぐ相談ができるような仕組みになっているので、児童虐待、相談しにくいこと、何かあればこのLINEを使って、普段いつも使っているものを使って相談できますので、ぜひ積極的に、気軽に活用してもらいたいと思います。これをすることによってできるだけ重大な児童虐待を防ぐということにもつなげていきたいと思いますし、住みやすい環境、そして何か問題があればできるだけ早くキャッチするという仕組みをまずつくっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。僕からは以上です。 すみません、先ほど申し上げた、これは幼稚園と小学校。ああ、そういうことね。失礼しました。はい、失礼しました。小学校以上の学校には子供たちに直接配っています。また、保育所、幼稚園については配架をするという形で保護者の皆さんにお配りしているということです。これにぜひ登録してもらって、気軽に相談していただけたらと思います。
1兆円規模の投資提案の受け止めを
司会:知事からの説明は以上でございます。それでしたら順番に質問をお受けしますので挙手をお願いしたいと思います。私のほうで指名させていただきますので順番に挙手をお願いいたします。それではどうぞ。幹事社から。 時事通信:幹事の時事通信の今泉です。IRについて幾つか質問させていただきます。観光事業者、コロナで非常に打撃を受けていて、大阪府・市が想定していた1兆円投資に届かないという可能性もあったかと思うんですけど、今回1兆円の規模の投資の提案を受けたということで、あらためて受け止めをお願いいたします。 吉村:ここについては、今もコロナの状況にあります。非常に事業者も厳しい状況にあります。その中でもコロナの先を見据えたときに、やはり大阪、非常に魅力が高いということ、そういった判断もしてもらったというふうに思っています。われわれとしても中途半端なIRではなくて、世界最高水準のIRを誘致したいと。規模としても1兆円規模のIRを誘致したいということは基本構想にも掲げていました。その掲げたどおりの中身の、最初の開業当初の投資規模、もう1兆円規模の投資ということの提案がありました。これは非常に大きなことだと思っています。世界見渡してもシンガポールやラスベガス、それと似たような、同じような、あるいはそれを超えるような、そういった統合型リゾートを大阪で、夢洲で実現したいというふうに思っています。 今まで大阪では見れなかったコンサートやライブ、いろんなエンターテインメント、ショッピングもそうですし、展示、カジノ、さまざまな統合型リゾート。今、夢洲というのは、これまで負の遺産とされてきましたけども、ここで大きくプラスの遺産に変わっていくというふうに思っています。国内外から多くの人が集まる、そういったベイエリアになるというふうに思っていますし、そこをぜひ目指していきたいと思います。 大阪のベイエリア、今までどうしても暗い、倉庫の印象が強い。倉庫も、非常に物流は大切なんですけど、ここの夢洲についてはにぎわいと活性化ということで、今、日本にはIRありませんが、世界で、先ほど申し上げたシンガポールやラスベガス、いろんなところでIRというのはあります。大阪ならではの、そしてまた投資規模も大きい、世界最高水準のIRをここで実現したいと思っています。これも、その思いがMGM・オリックスグループと、まさにこのコロナ禍においても共有できてる。それだけやはり将来への投資という意味では魅力あるという判断をしてもらえたんだというふうに思っています。