大阪府・吉村知事が定例会見7月21日(全文2)開業当初から1兆円の投資規模に
ICTを使うことで負担が減る
あとは写真を撮ってもらいます。不具合部分、これは穴ぼこ開いてる写真ですけど、写真を撮ってもらって、そして位置情報、GPSをオンにしてもらえば位置情報が送れますので、位置情報を送ってもらえたら、あとはわれわれとしてどの位置にどんな不具合があるかすぐわかりますから、われわれとしても効率的に対応することができるということになります。 これは僕自身も大阪市長時代にやろうということで、そこから始めたという経緯もあります。大阪市ではさっき言ったとおり、おしえ太郎というのがもうあって、要はいろんな電話連絡等、これは来るんです。その中で、やっぱり電話するほうも面倒だし、もう面倒だからやめようということにもなるし、電話を受けるほうもどういう状況かって、なかなか電話聞いても分かりにくいところがあります。写真で見るともう一目瞭然なので、こういう穴があったら、この担当者がこういうふうにしていこうって、すぐこっちも対応しやすくなりますので、非常にICTを使うことで、府民の皆さん、市民の皆さんの負担も減り、われわれの行政側の負担も減ると。そしてできるだけ速やかに道路とかの補修、不具合をキャッチして、そして改善することができるということで、大阪市はすでに導入していますが、今度、大阪府でも導入するということになりました。これは走り出しでもありますので、アンケート回答なんかもご協力お願いしますと書いてますが、走りながら、より良いものにしていきたいというふうに思っています。この運用を本日から開始します。
最初の入り口部分としては非常に効果的
児童虐待についてのLINE相談について通年で開始をいたします。そのご報告です。まず児童虐待の相談件数は年々増加してる、これはいろんなところで僕自身も発信しているとおりです。重大な児童虐待ゼロを目指そうということで、大阪府、堺市、大阪市、協力しながら全体、大阪全体で今取り組んでいます。昨年、まず試験実施をいたしました、昨年の6月から7月まで37日間、試行実施をしました、LINEの相談で。結果、友達登録数は6400と、非常に多くの友達登録してもらったのと、中でも相談件数の半分が、子供本人からの相談が得られるということで、やはり子供は常に、LINEを使っている子供も非常に多いという中で活用しやすいと、子供のほうからアプローチしやすいという、そういうツールでもあるなということが、この試行実施のときに明らかになりました。 また、ちょうど子供さんを抱えてる親御さんの世代につきましても、このLINEを使ってる世代でもありますから、そういった意味では非常に利用率も高いということで、相談者アンケートでもLINEなら相談できる、LINEやったら相談しやすいなと思ったということで、最初の入り口部分としては非常に効果的だということで通年運用、本格運用するということにいたしました。 対応につきましてですけれども、保護者の皆さん、さまざま、いろんな児童虐待を対象にしていますが、いろんな相談項目がありますから、これについては専門家が、臨床心理士等の資格を持つ方がLINE相談員になってもらっています。また、秘密は必ず守りますんで、安心してご相談をいただきたいと思います。そして必要があればその場で助言したり、あるいは、場合によっては関係機関への案内等も行います。虐待が疑われる事案については児童相談所につなぐということもいたします。実施期間ですけれども、7月26日、来週の月曜日から年度末、来年の3末まで実施をいたします。で、通年実施をします。毎週火曜日と土曜日に実施します。火曜日、12時から夜の10時まで。土曜日は10時、朝の10時から夜の18時まで実施をいたします。 そしてこれだけじゃなくて、特に相談が多いのは夏休みとか長期休みのときが多いです。ですので長期休み期間中は毎日相談を受け付けいたします。ですので、もう夏休み入りましたんで、7月、月曜ですかね。7月26日からは8末まで毎日実施をします。ですので来週の月曜日からは8末まで日々、毎日実施です。夏休みが明ければ火、土になります。で、冬休みも同じようにやります。春休みも同じです。併せて、児童虐待の防止月間が11月になりますので、11月は11月1日から30日まで1カ月間、毎日相談を受け付けいたします。