大阪府・吉村知事が定例会見7月21日(全文2)開業当初から1兆円の投資規模に
世界最高水準の統合型リゾートを夢洲に誘致したい
現状、届けられた内容をご報告することはできませんけれども、投資規模とすれば、約1兆円規模の投資になります。これは一部メディアで、段階的に投資で、合計額が1兆円じゃないかという報道がありましたが、それはちょっと違ってて、最初の開業当初から1兆円の投資規模になります。これまでわれわれが想定していた、世界最高水準のIRの提案のお願いをしていたわけですけど、それに合った提案がされたというふうに思っています。 今後、審査委員会で審査されることになると思いますけれども、国内外から本当に多くの方が、今はコロナ禍ですけど、コロナが過ぎたあと、多くの方が大阪に訪問して楽しめるような、これは大阪府民ももちろんそうですけど、そういった世界最高水準の統合型リゾートを夢洲に誘致したいと思っています。その大きな第一歩になったというふうに思っています。 大阪府の道路通報システムということで、府民の皆さんの生活の中で、道路に穴ぼこが開いているとか、線えらい消えてるやんかとか、バスがえらい詰まってるよねとか、ガードレールおかしなってるんちゃうのとか、柵が損傷しているよと、側溝がちょっとおかしくなっていると、いろんな不具合に気付かれることがあると思います。これは今も、これまでもだいたいこういった府民の皆さんからの通報は年間1万件あります。じゃあどういう対応をしているかというと、主に電話とか窓口対応をしていますが、年間1万件あるこの通報ですが、より多くの件数を処理していきたいということ、そして府民の皆さんがより、簡単に大阪府に通報というか、情報提供をしていただける仕組みをやっていこうということで、今回、LINEを使って、写真をスマホから送れば、それだけで大阪府に、この穴ぼこであったり、そういったところをなくしていこうと、その情報提供ができるという仕組みをつくりました。
LINEで簡単に通報できるシステムを導入
特に大阪ではスマートシティ戦略部をつくって、スマートシティ戦略に基づくさまざまな取り組みをしています。その中の一環でもありますが、LINEで簡単に通報できるシステムを導入いたしました。今日2時から、この会見発表時からもうすでに開始をいたしております。電話でいちいち、どこにかけたらいいか分からない電話番号を調べてしゃべる必要もありませんし、事務所に、土木事務所に出向く必要も当然ありません。気軽に24時間いつでも通報ができるという仕組みです。 まず試験的にやった上で、令和4年2月から本格運用を開始したいというふうに思います。まず対象ですけれども、道路です。一番多いのは道路ですので、先ほど申し上げたようなところ、照明等なんかも含めてですけれども、柵とかガードレール、点字ブロック、側溝、舗装、さまざまな大阪府が管理している道路施設でおかしなところがあったら、これを使ってLINEでデータを送ってもらえたらと思います。そのための仕組みですけれども、LINE上のこの大阪府道路通報システムのアプリをインストールしていただく必要がありますので、このQRコードを読み取っていただいて、このアプリを友達として追加してもらえたらと思います。 その上で、じゃあどういう手続きになるのということですけども、ちょっとこれ見にくいですが、要はまず最初に不具合エリア、それぞれ順番に出てきますので、大阪府のどのエリアですか。これは大阪市域も含めた全ての、大阪全域のエリアになっています。そしてそれを、その場所をまずタップして選んでもらうと。そして次、道路の種類です。これは府道であったり国道であったり市道であったりしますが、これ分からないときは、もう府道というふうに選んでくださいというふうに書いてますので、分かれば記入してもらえたらと思います。現実に府道じゃなくても、われわれのほうから担当、管轄が違ってもわれわれから、例えば大阪市に連絡をしたり、それぞれの市町村に連絡したりする、そういうふうにやったりします。大阪市の場合は、おしえ太郎というのがあって、同じような仕組みがあるので、そちらのほうに飛ぶことになるんですか。そういうふうになっています。