ネットでも簡単に買える「モペット」。公道で走らせるためには初期費用が発生するって本当?
昨今では、移動手段の一つとしてモペットを選ぶ人もいるようです。ネットでも簡単に購入できる手軽さもあるようですが、公道で走らせるためには初期費用がかかると聞いたことがある人もいるでしょう。 今回はモペットがどのような区分で扱われるかとあわせて、公道で走らせる際にかかる費用をまとめました。手続きを怠った場合や違反時の罰金・反則金もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
モペットとは?
モペットは電動自転車に似た見た目の乗り物です。フル電動自転車と呼ばれることもあり、人の力がなくても走行できるかの部分で車両区分が異なります。 モペットはモーターのみでの走行が可能となっていることから、「原動機付自転車」に分類されます。ペダルをこぐかどうかにかかわらず、原動機付自転車の運転とみなされるため、注意しましょう。 モペットで公道を走行するには、ナンバープレートの取得が必要です。そのほか、原動機付自転車の運転条件を満たす必要があり、これらを満たしていない場合は走行そのものが認められません。
モペットを公道で走らせる際にかかる費用
モペットを公道で走らせるためには、各種手続きが必要になります。まず必要になってくるのは、自賠責保険への加入費用です。原動機付自転車の自賠責保険料は24ヶ月で8560円となり、加入していない場合は懲役や罰金の対象となります。 そのほかには、ナンバープレートの交付費用も支払わなければなりません。ナンバープレートの種類によって金額は異なりますが、一般ナンバーの場合は660円で取得可能です。 また、モペットに乗る際はヘルメットの装着が義務付けられています。価格はメーカーや作りによって異なるようですが、1万円前後が目安になるようです。 なお、モペットは自転車ではないため、バイク用のヘルメットが必要とされています。この部分を誤ると違反の可能性が出るだけではなく、安全性にも問題が生じるおそれがあるため、注意してください。