国葬「閣議決定を根拠として行いうる」松野官房長官会見7月22日(全文)
松野博一官房長官は22日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「松野官房長官が定例会見(2022年7月22日)」に対応しております。 【動画】松野官房長官が定例会見(2022年7月22日) ◇ ◇
来週月曜日から沖縄県へリエゾンチーム派遣
松野:新型コロナ対策に関する沖縄県へのリエゾンチームの派遣について申し上げます。沖縄県の厳しい感染状況等に鑑み、看護師等の応援派遣の調整等を行うため、内閣審議官以下3名の職員を来週月曜日から沖縄県に派遣することとしました。私からは以上でございます。
国葬は9月27日の午前か午後か決まっているのか
共同通信:共同通信の【オオヤ 00:09:30】です。安倍元首相の国葬についてお伺いします。国葬の日時についてですが、9月の27日の午前か午後かなど時間は決まっているのでしょうか。また、国葬当日を休日扱いにするのかどうかも併せてお伺いします。 松野:安倍元総理の国葬儀の具体的な時間については、現在、検討しているところであり、現時点で決まっていることはありません。また、国葬儀の当日を休日とすることは検討をしていません。
国葬、世論の賛否は割れているが?
朝日新聞:朝日新聞の西村です。関連で国葬儀についてお伺いします。報道機関の世論調査では一定の反対意見もあって、世論の賛否は割れているのが現状です。国会での議論などを含め、国民の納得感を得るために政府として具体的に何か努力されるお考えはありますでしょうか。教えてください。 松野:午前中にも申し上げたとおり、さまざまなご意見があることは承知をしていますが、国葬儀は儀式として実施されるものであり、国民1人1人に政治的評価や喪に服することを求めるものではありません。引き続き、こうした点について、しっかりと説明をしてまいりたいと考えております。 朝日新聞:朝日新聞の西村です。もう1点、確認させてください。功績があった首相経験者の葬儀について、今後も今回のように内閣府設置法を理由に閣議決定を根拠としてやっていくのでしょうか。それだと時の政権の判断次第でやる・やらないの判断になってしまうと思うんですけれども、国としてのこの葬儀の在り方について、新たな根拠法の整備などを検討していくお考えはありますでしょうか。 松野:元総理の葬儀の在り方については、諸般の事情を踏まえながら、国民の心情やご遺族のお気持ち等も総合的に勘案をし、その都度、ふさわしい方式が決められてきたものと考えています。また、これも午前中、申し上げたとおり、内閣府設置法、第4条第3項第33号に内閣府の所掌事務として国の儀式に関する事務に関することが明記され、国葬儀を含む国の儀式の執行は、行政権に属することが法律上、明確となっており、閣議決定を根拠として行いうるものであると考えております。