危険!感染症のリスクや悪臭の原因にも…「化粧品の使用期限」を英皮膚科医が解説
家にある古いコスメ、どれくらいの頻度で処分してる? 使用期限には慎重派? それとも、思い立ったときに適当に捨てているだけ? 【写真】古い口紅を使っていない? 化粧品別の使用期限まとめ もしあなたが後者なら、そろそろ1年前に買ったマスカラにはお別れを告げるタイミングかも。コスメの使用期限をちゃんと把握するのって意外と大事だから。 そこで今回は、オンライン美肌治療サービス「GetHarley」の美容皮膚科医、ジェシカ・ハリリー医師にイギリス版ウィメンズヘルスが話を聞いてみた。彼女のアドバイスには、きっと驚かされるはず。 ※この記事はイギリス版ウィメンズヘルスからの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。
メイクブラシ
ブラシの交換時期はわかりやすく、見た目や触り心地が悪くなってきたら捨て時。洗う習慣を週に一度はつけるようにしよう。でなければ、肌から製品へ、製品から肌へと細菌を移してしまうことになるから。
フェイスパウダー、ブロンザー&チーク
多くの人がこれらの製品を何年も使い続けがちだけれど、肌トラブルや細菌の繁殖を防ぐためには、1年を過ぎたら捨てるのがベスト。特に注意が必要なのは、メイクブラシを介して肌とパウダー間で細菌が移動すること。だからこそ、ブラシはできるだけ清潔に保つことが大事。
リキッドファンデーション
ポンプ付きの容器に入ったファンデーションは、中に空気が入りにくいため、約1年間は使用して問題ない。ただし、それ以上の期間を超えるとリスクがつきもの。期限切れのファンデーションは毛穴を詰まらせたり、吹き出物を引き起こす原因になるだけでなく、色素が影響を受けて、本来のカバー力が得られなくなることも。
リップスティック(口紅)
口紅は油分を多く含んでいるため、約1年間は使用可能。細菌は油を好まず、油の中で繁殖することはがないので、口紅が不衛生になるのは油が酸化して腐敗する場合のみ。悪臭がする場合は、劣化している可能性があるので注意が必要に。