結婚の挨拶に彼の家を訪れると両親が全無視!!出されたご飯も私だけ違う!?壮絶な“嫁イビリ”を描いた実録漫画について作者に聞いた
これでもかと嫁をイビリまくる毒義母に、一見優しそうだけどドケチで超自己中な夫…そのリアルすぎるストーリーが話題を呼んだ漫画「義母クエスト」。それらのエピソードがさらにパワーアップして、この冬、漫画「義母クエストリターンズ ~ヤバすぎる義母との負けられない30年戦争~」として帰ってきた! 【漫画】本編を読む 前作に引き続き、「義母クエストリターンズ」の内容はAmeba公式トップブロガー・かづ(@kadu0614)さんの実体験に基づいたもの。今回は、壮絶な人生を生き抜いてきた原案者のかづさんと、迫力ある作画でストーリーの魅力を引き出している、漫画担当の赤星たみこ(@tamikong)さんに話を聞いた。 2人の息子が独立し、現在は夫と猫と穏やかで満ち足りた生活を送る主婦・かづさん。だが、この幸せな生活を手に入れるまでには、壮絶な闘いの日々があったという。 看護学生だったかづは、実習中に出会った秋彦と付き合うことに。2人はすぐに結婚を決意し、秋彦はかづを自分の実家へ連れて行ってくれたのだが、そこでは自分だけ安い寿司を出されるなど意地悪と嫌味のオンパレードで…。 ■かづさんと赤星さんに話を聞いた コミック「義母クエスト~結婚したらいきなりラスボス戦でした~」の原案者であるかづさんと、漫画を担当した赤星たみこさんの両者に、本作について話を聞いた。 まず、かづさんに、義実家へ挨拶に行った際の話を聞いてみると、「それまで会うのを拒否されていたので自分が嫌われていることはわかっていて、軽くあしらわれて帰されると思っていたんです。(家に入れてもらったけれど)義両親は目も合わせてくれず、お昼に取ってもらったお寿司に差をつけられ…。最初から嫌がらせと嫌味で対応されたことに内心動揺しました」と当時の心境を語ってくれた。 赤星さんも、最初の挨拶のエピソードが印象的だったそうで、「自分たちは特上、かづさんには安い盛り合わせの寿司を頼むという、その神経!自分を上、他人を下に見るその神経!無神経というより、毒気のある精神構造に驚きました」と話す。 また、作画面でも、両者ともにお寿司のシーンに思い入れがあるそうで、赤星さんは「“伝説の寿司シーン”とまで言われた特上寿司と盛り合わせの寿司の絵は夫が描いてくれたものですが、私も担当編集者さんも友達も読者さんも、みんな驚きました。あまりにおいしそうで、(連載時に)その回が発表された日はお寿司を食べに行った、という人もいました」と振り返る。かづさんも、「赤星先生のご主人がお描きになったとのことですが、作品に対するこだわり方が半端ないと思いました」と寿司の絵を大絶賛だった。 壮絶な状況に立ち向かうかづさんの行動力と人間力、さらにそれを臨場感溢れる絵や展開で表現している赤星さんの漫画…2人の強力なタッグにより、読み応え抜群の漫画となっている「義母クエストリターンズ」。まだの人は、ぜひ読んでみて! 取材協力・画像提供:かづ(@kadu0614) 赤星たみこ(@tamikong)