小池都知事が記者会見10月9日(全文1)台風に備えハザードマップ確認を
東京都の小池百合子知事は9日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「都議会でコロナ対策の補正予算可決した」(2020年10月9日)」に対応しております。 【動画】小池都知事「都議会でコロナ対策の補正予算可決した」 ◇ ◇
自身と家族の身を守る行動の確認を
小池:それではまず、台風について始めさせていただきたいと思いますが、ご承知のように今週末、台風第14号、東京に接近する恐れがあるという報道もしておられる方もいます。気象情報にはくれぐれもご注意をいただくと同時に、あと東京タイムラインですけれども、これ活用して、今のうちにご自身とご家族の身を守るという、そのため、どのように行動を取るかということを確認していただきたいと思います。 また、ハザードマップなどはそれぞれの区市などで出しておられると思います。あらためてご確認をいただきたいと思います。その上で、ご自宅が安全というお宅は、安全な場合はまず在宅避難と、そのまま。それから危険があるという方々は、ご親戚や知り合いの方、知人宅への縁故避難、そしてまたその他の安全な場所への避難を、今から想定をしておいていただきたいと。
「備えよ、常に」でお願いしたい
それからいずれにしましても水、食料の確保はもとより、例えば停電に備えてスマートフォンの充電などの準備をお願いしたいと思います。また、避難、別のところに避難される方々の留意点とすれば、普段活用、服用しておられるお薬とか眼鏡など持参するということ、そしてまたコロナ禍でもございます。マスク、体温計、消毒液などの持参ということもお願いをしたいと思います。いざというときには慌てず行動できるように備えていただきたい、私がいつも申し上げている「備えよ、常に」でございます。よろしくお願いを申し上げます。 次にコロナの状況でありますが、昨日の重症者数は22名でありました。そして新規の陽性者数が248人で、その目安としております3日前の検査実施件数が、約6700件に上っております。新規陽性者のうち65歳以上、このカテゴリーについてお伝えするようにしておりますけれども、こちらのほうは34人ということであります。 それから感染状況と医療提供体制、これは共に上から2番目のオレンジ色でありまして、先週から変化はございません。専門家の先生方からは、新規陽性者数と接触歴等不明者数は高い水準が続いていること、それから経済活動の活発化に伴って感染拡大のリスクが高まるので警戒が必要と、このようなコメントをいただいております。 それから重症患者数ですけれども、重症化リスクの高い高齢者層の新規陽性者数が増えていると。そして今後の推移に警戒が必要だとコメントいただいております。そしてきのう、都議会においても総額で3436億円の補正予算が可決されたところであります。そのうち75億円、この予算で高齢者などのインフルエンザ予防接種の自己負担、これでゼロになりますので、ぜひインフルエンザの予防接種を受けていただければと、高齢の方々、65歳以上になります。それから現在のこの感染状況などを踏まえますと、秋から冬を見据えまして、これもかねてよりお伝えしております「防ごう重症化 守ろう高齢者」の対策など、スピード感を持って警戒してまいります。 この補正予算を活用しました取り組みとしては、虹のステッカーですね。これを貼っていただいている業界団体、支援事業を開始する、その予算も今回含まれております。それは、業界団体がその団体に所属する会員さんが、ステッカーの掲示をしておられるかと思います。また、そうでない場合も、業界団体でそれぞれ回っていただいて、巡回していただいて、店舗の感染拡大防止対策を点検したり指導したりするという、その費用を補助するということで、昨日の予算の中にも、補正予算の中にも含まれております。