小池都知事が記者会見10月9日(全文1)台風に備えハザードマップ確認を
女性の再就職支援窓口を多摩地域に新設
次に女性政策でありますけれども、女性の再就職支援窓口を新たに多摩地域に開設をするというのでお知らせをいたします。都といたしまして、現在、飯田橋に東京しごとセンター、その中に女性しごと応援テラスという機能を設置しておりまして、そこで出産、子育てなどを理由にされて離職された女性の再就職をサポートしているんですが、これまでも多くの方々にご利用いただいてまいりました。 多摩地域のほうも、多摩地域にお住まいの女性の方々にも身近な場所でご利用いただけるようにということで設けるもので、こちらは来週、12日の月曜日、女性しごと応援テラスの多摩ブランチを立川市のほうに開設いたします。多摩ブランチにおきましては、アドバイザーによる相談を行うとともに家庭と仕事の両立、そして就職に役立つプログラムやセミナーなどの実施をいたします。また、近隣に、同じ立川にマザーズハローワーク立川がございます。こちらとも連携をしまして、職業紹介の実施、そして就職まで一貫した支援を行ってまいります。ご利用は無料となっております。 それから電話、メール、オンラインでの相談も受け付けておりますし、お子さま連れでもご利用いただけるようになっております。コロナ禍での厳しい雇用情勢にあるわけでありますけれども、こうした取り組みを通じまして女性の就業や活躍につなげていくという方針であります。ぜひご利用いただきたい。
都営地下鉄の駅にロボットコンシェルジュ
それからロボットの話。実は都営地下鉄の駅にロボットのコンシェルジュが登場するというお知らせです。来週10月14日水曜日になりますけれども、都営地下鉄の浅草線新橋駅、それから大江戸線の新宿西口駅に、それぞれAIを活用した対話型のロボットコンシェルジュを導入するということです。都営地下鉄では東京2020大会を見据えまして、東京を訪れられる旅行者がより快適にご利用いただけるように、これまでも平成29年度からさまざまなロボットの実証実験を行ってまいりました。それをベースにして今回、導入を決めたということであります。 まず新橋駅ですけれども、こちらのロボットコンシェルジュの名前はSotaくんということで、ちょっと動画のほうをご覧いただきましょう。 Sota(VTR):こんにちは。新橋について何か分からないことがあれば僕に聞いてね。 男性(VTR):六本木に行きたい。 Sota(VTR):お薦めの経路はこちらだよ。ご協力ありがとうございました。 男性(VTR):Where is the restroom? Sota(VTR):(中国語) 小池:英語で聞いているのに中国語で答えるっていうのもなんかあれですけれども。ということで今ご覧いただきましたのが新橋のほうですね。駅でのSotaくん。それから新宿西口には今度はARISAさん、ARISAちゃんが構えております。こちらのほうもご覧ください。 女性(VTR):浅草駅までの行き方を教えてください。 ARISA(VTR):浅草駅ですね。お薦めの乗り換えルートはこちらになります。所要時間は35分、料金は280円です。浅草駅までの乗り換えルートは、新宿西口駅から都営大江戸線蔵前駅までご乗車ください。蔵前駅で都営浅草線にお乗り換えいただき、浅草駅までご乗車ください。 小池:ということで、これもある意味、人との接触を伴わない非対面という1つの例かと思います。乗り換え経路、駅の周辺情報などさまざまな案内を日本語、英語、中国語の3つの言語で行うということであります。また案内結果の情報をQRコードで読み取りますと、お店とか周辺情報など、スマートフォンでそのまま持ち帰ることができるということです。東京を訪れて、都営地下鉄にお乗りの際は、ぜひこのロボットコンシェルジュ、ご利用いただければと思います。これらを活用して新しい日常でもあり、さまざまな技術革新の例を東京から発信もしていきたいと考えております。それではお返しします。