立憲・泉健太代表「今の時代、基礎票なんてないんです」 苦悩の野党第1党、転落から「上っている段階」
──それを実現するのも選挙で勝ててこそでは。 「その通り。まず次の選挙で議席をいくつとれるか。岸田内閣の支持率が下がったとかで喜ぶ話ではなく、立憲民主党自身、一人ひとりの候補者がコツコツ支持を高める活動をするしかない。時期が来れば、他党と交渉する可能性はあるかもしれないが、現時点では我が党の地固めが第一だと考えています」 ------------------ 森健(もり・けん) ジャーナリスト。1968年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、総合誌の専属記者などを経て独立。『「つなみ」の子どもたち』で2012年に第43回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『小倉昌男 祈りと経営』で2015年に第22回小学館ノンフィクション大賞、2017年に第48回大宅壮一ノンフィクション賞、ビジネス書大賞2017審査員特別賞受賞、2023年、「安倍元首相暗殺と統一教会」で第84回文藝春秋読者賞受賞