大谷“絶好調のセプテンバー” 残り6試合で「53-55」からどこまで伸ばす? 21年は月間22四球もここまで9四球
ドジャースの大谷翔平選手が日本時間24日、週間MVPに選出されました。 7試合で打率.500、6本塁打、17打点、7盗塁、OPS1.668と驚異的な数字を残した大谷選手。今季3度目、エンゼルス時代から含めて、通算10度目の受賞となりました。 【画像】ベッツ選手のサヨナラホームランに跳びはねて喜ぶ大谷選手 日本時間20日のマーリンズ戦では、6打数6安打3本塁打10打点2盗塁と大暴れし、本塁打と盗塁の「50-50」を達成し、現在は「53-55」まで更新。松井秀喜さんの持っていた116打点の日本人最多記録を超える123打点を記録し、イチローさんの持つ日本人最多56盗塁まであと1つとしています。 ▽今季ここまでの成績 153試合 打率.301 184安打 53本塁打 123打点 128得点 78四球 160三振 55盗塁 OPS1.023 また9月はここまで20試合で打率.354、9本塁打、25打点、12盗塁、OPS1.180と絶好調。エンゼルス時代の2021年に46本塁打を記録した際には、9月だけで22四球(6敬遠)と勝負を避けられる場面もありましたが、ここまでの9月の20試合は9四球(2敬遠)です。 55本塁打を放っているヤンキースのアーロン・ジャッジ選手は、大谷選手の倍となる18四球(3敬遠)。ドジャースは大谷選手が出塁すれば盗塁もあり、またムーキー・ベッツ選手やフレディ・フリーマン選手ら勝負強い打者がうしろに控える状況で、相手を悩ませているのかもしれません。 チームは残り6試合、25日からは3ゲーム差の2位パドレスとの首位攻防戦。地区優勝も目前に迫る中、どんなラスト1週間となるのでしょうか。 ▽大谷選手9月の月間成績 18年 打率.310、7本塁打、18打点、4盗塁、9四球(0敬遠) 19年 打率.258、2本塁打、8打点、1盗塁、2四球(0敬遠) 20年 打率.191、2本塁打、6打点、2盗塁、8四球(0敬遠) 21年 打率.241、3本塁打、9打点、4盗塁、22四球(6敬遠) 22年 打率.313、4本塁打、12打点、0盗塁、7四球(1敬遠) 23年 打率.125、0本塁打、0打点、1盗塁、6四球(2敬遠) 24年 打率.354、9本塁打、25打点、12盗塁、9四球(2敬遠) ※残り6試合