小池都知事が定例会見10月15日(全文1)出馬をすることはございません
障害者スポーツ用具メーカーを支援
それから3点目でありますけれども、優れた技術や製品の開発に取り組む中小企業への支援についてであります。先日のパラリンピックで、都が中小企業を支援しまして開発された、障害者用のスポーツ用具を使って、アスリートの皆さん、メダルをずいぶん獲得してくれました。また、表敬に来られたパラのバドミントン、金銀銅がざくざくだったんですけれども、男女共にメダルを獲得された。そのときにアスリートの皆さんがお使いになった車椅子ですけれども、軽量化しまして、またそれがまさにメダリストをたくさん生んだ。それから男女共に銅メダルを獲得した陸上の200メートルなんですけれども、こちらのほうではトップアスリート向けに形状を工夫した義足ですね、こちら。義足の開発を東京都立の産業技術研究センターなどが支援をしたものであります。また、男子で銀メダルを獲得したバスケットボールですけれども、車椅子のキャスターの部品ですね。あちらにありますけれども。その部分の部品の開発を、都と大田区が連携して支援をしております。また、陸上競技用車椅子の開発ですけれども、東京都の中小企業振興公社が支援をして、それぞれ性能の向上も図られているところです。 また、今回のパラリンピック大会ではこうやって、都としても中小企業の技術開発の後押しという形で支援ができたというものであります。これこそ大会のレガシーとして、今後もアスリートの障害者スポーツ用具の開発はもとより、さまざまな方が生活の場でお使いいただける製品化であるとか、販路の開拓もサポートをしていくということであります。また、技術力のレベルアップに取り組む中小企業を支援していきたいと、このように考えております。 これからますます高齢化が進みますと車椅子のニーズなども当然高まっていくわけで、そのときに、東京大会のパラリンピックで使われてメダリストが出たのよという、そんな車椅子のブランド化なども可能なのではないかなというふうにも思いますし、それが、それこそ大会のレガシーにもなるのではないかというふうに思っております。私のほうからお伝えするのは、今日はこの3点であります。