全米メディアが後半戦再開前に大谷翔平の本塁打数予想で沸騰…60本か50本か…「疲労」と「敬遠」の不安要素の指摘も
CBSスポーツは、「大谷とゲレーロJr.は50本塁打を放つだろう」とし、60本でなく50本予想とした。同メディアは、「MLBがボールが飛ばないように努力しているにもかかわらず、今シーズンは2選手が50本塁打を打つペースにある。エンゼルスの二刀流スター、大谷はチームの89試合で33本塁打を放ち、60本塁打のペースにあり、ブルージェイズの神童、ウラジミール・ゲレーロJr.は、87試合で28本塁打を打っている。こちらは52本塁打のペースだ」と伝えた。 ただ「50本塁打を打つことについては、ゲレーロJr.よりも大谷が心配だ」と指摘。 「心配という言葉は本当は正しくない。ただ後半戦が大谷にとって難しい時間になると考えている」と問題提起した。 その不安要素として「疲労」と「敬遠」の2つをリストアップした。 「1つ目は疲れだ。長いシーズンでたとえ大谷のように若く(27歳)力強い選手であっても、投球のすべて、打撃のすべてが負担となってくるだろう。シーズンの終わりに彼がバテることを見ても大きな驚きとはならず、彼が休養を取ることで彼の打席数が減り、それは本塁打数の妨げとなるだろう」 「2つ目は、大谷はどこかの時点で勝負してもらえなくなるだろう。マイク・トラウトとアンソニー・レンドンが故障で離脱し(レンドンは健康だった時も調子が良くなかった)、ジャレッド・ウォルシュに敬意を表しつつも、単純に大谷の周辺で勝負するようになるだろう。対戦チームは、特に試合後半の重要な場面で、大谷に打たれないようにするだろう。これは彼の本塁打数の妨げとなるかもしれない」 その上で記事は、こう予想をまとめた。 「たとえそうだとしても、大谷とゲレーロJr.の両選手は50本塁打の大台に到達すると予想している。22歳のゲレーロはシーズン50本塁打を放つ最も若い選手となり(過去にプリンス・フィルダーが23歳で達成)、大谷は本当に素晴らしい先発投手として50本塁打を打つ初めての選手となるだろう。この2人は今年歴史を作ることになるだろう」