大阪市・松井市長が定例会見4月7日(全文3)攻められないようにするのが政治家の役割
政党助成金をウクライナ支援に使っては?
フランス10:きのう、吉村知事にも聞いたんですけども、維新の会は政党助成金、15億円余っている。本来であれば国庫返納すべきものですが、それをウクライナ支援に使ったらどうでしょうか。 松井:それは余ってるんじゃなくて、これからの活動のためにストックしているということです。ウクライナの支援と、ウクライナを支援するためにも政党としてやっぱり力を持つ必要がありますから、なんでもかんでも無理やりのこじつけの質問はやめたほうがいいよ。そんなこというたら、自民党にも聞いてこいよっていう話になるよ。 フランス10:政治資金オンブズマンによれば、日本維新の会国会議員団が2016年から2020年まで政策活動費の目的で支出した2億693万円が使途不明になっていると。これはどう解決しますか。 松井:使途不明になっている? フランス10:馬場代表に聞いたら松井さんが精査してるって言ってましたが。 松井:うん。活動費として選挙のときとか、普段の活動費としてそれは使用しているということだと思います。それが何に使われて、今その明細1つ1つが僕は全部知ってるかと言われれば、まったく知りません。 フランス10:誰が調査してるんですか。 松井:うん? フランス10:誰が調査してるんですか、そうすると。馬場さんは松井さんに投げましたよ。 松井:投げたって、なんて投げたの? フランス10:いや、松井さんに精査してもらってるっていう答弁でした。 松井:それはだから、組織の中に公認会計士とか監査とか、そういうのが精査して、きちっと適切に使われているということです。 フランス10:政党助成金の話に戻ると、お金には色目がないですけども、使途不明金が2億円近く出ちゃうっていうのは、ちょっと甘くないですか。 松井:2億円近く? だからその使途不明金がいつからいつでどうなのっていうのを知らんから。
国民は納得できると思うか
フランス10:2016年から2020年、それで調査は馬場さんは、馬場代表は松井さんにしてもらってるとおっしゃいました。 松井:うん。だからそれは監査で、専門家にしっかり見てもらっているということです。この前の文通費のときも言ったけども、やはり政党で活動する中においては、領収書のもらっていない、ないお金も僕は必要な部分はあったということは認めているわけだから。それが2016年から今まで、2022年までの6年間の間に、それは全てが領収書が積み上がっているわけではないですけれども、それはしっかり政治資金収支報告書に報告をしているということです。 フランス10:党としての資金があっぷあっぷしているのに、国会議員団1000万、堺市議団1000万、ウクライナに寄付をしましたが、それはどういうことでしょう。 松井:それは自分たちの給料から。自分たちの給料の中から2割を、横に出して、それも今回のウクライナだけではありません。これまでも、もう12年に日本維新の会、スタートしてから、例えば被災地、東北だとか熊本だとか、そういう災害で被害に遭われた方々に、絶えずわれわれは、自分たちの報酬からの2割を横に出した分を、これを、寄付に回っています。これはもう億を超えているお金を寄付しているんで、そこの政党助成金の活動費とは別の話です。 フランス10:それは維新の会の国会議員団の部屋に行けば、片山虎之助共同代表、馬場幹事長のときの写真で、どこにあげているのかも見ています。最後になりますが、じゃあ政党助成金には1円も手を付けられないというのは、国民も納得できると思いますか。 松井:政党助成金に1円も手を付けない? フランス10:ウクライナ支援においては。 松井:うん。それは政党の活動費ですから、そこは政党助成金のルールに従って活用をいたします。