大阪市・松井市長が定例会見4月7日(全文3)攻められないようにするのが政治家の役割
赤字が出ても市は補填しないのか
THE PAGE:すいません、ちょっと蒸し返すようなんですけども、やっぱり残念ながらちょっとなかなか黒字には至らないというケースになったとして、じゃあ本格運行に移行しますというケースになったときに、もうやはり赤字のほうが出ても市としては補填しないということなんですか。 松井:うん。民間ビジネスとしてなんとか成り立たせてもらいたいと思ってます。 THE PAGE:ということは民間ビジネスですから、やはり本格運行に至る、あるいはもう運行しないというような、事業者の判断にお任せになるということになるんでしょうか。 松井:だからこれ、社会実験でまずやってますんで、事業者として成り立たないということになれば、このオンデマンドバス自体をやはり見直すことになるんでしょうね。ただ、参加していただいている事業者は、生野と平野はMetroが参加してましたけど、今回、福島・北区というのは他の事業者も参加してるんで、それはビジネスチャンスとみて参加いただいていると、そういうふうに思ってます。 THE PAGE:ありがとうございます。 司会:ほかにございますでしょうか。大阪日日新聞さん。
高齢者施設での治療について何か取り組んでいるのか
大阪日日新聞:大阪日日の木下です。ちょっと新型コロナに戻りますけれども、高齢者施設での治療について厚生労働省から自治体に求めがあったと思うんですけども、医療、派遣できるような体制ですとか、自治体側が動くように、高齢者施設内で治療するようにというような内容だったと思うんですけれども、大阪市のほうの対応というのは何か進めてられるでしょうか。 松井:高齢者施設のコロナの治療については、今、この間も言いましたけど、KISA2隊というまちのクリニックのグループ、チームをつくってくれてますんで、そういう方と今、連絡を密にしながら、初期の段階で、症状が軽い段階で、施設内での感染拡大を防ぐためにスピード感を持って治療してもらうと。その連絡体制とかは、もうわれわれ、お互いに窓口も決めて今やっているところです。 大阪日日新聞:その中で特別養護老人ホームがあると思うんですけど、特養の中でも10年以上前にできてるところの中には、4人部屋の体制になってて、ここでクラスターがかなり多く出てると思うんですけど、なかなか自分のところの施設の中では治療がちょっと難しいと、こういったところについてのなんか対応というのはお考えありますでしょうか。 松井:それはやっぱり連携しているクリニックなり病院、そういうところでぜひ柔軟な対応をしてもらいたいと思います。どうしても4人部屋であれば連携病院の中で、軽症であればね。重症の場合はICUの施設の持った病院でないと対応できませんけども、軽症であるんなら、いったんはやっぱり病院が引き受けてもらうという形で、高齢者施設のクラスターをなんとか抑えることをやっぱりやってもらいたいと、こういうふうに思ってます。そういうところは医師会にもお願いをして連絡もさせていただいてますけどね。 大阪日日新聞:ありがとうございます。 司会:ほかにございますでしょうか。フランス10さん。