大谷翔平の“リアル三刀流“に全米が震撼「珠玉投球の後に外野を守り歴史を作る」「やれることのすべてをやって見せた」
ロサンゼルス・タイムズ紙は「大谷が敗戦の中、一人でハイライトを披露」との見出しを取り、「大谷は彼ができることすべてをやって見せた」と称賛。「投手としては7回で1失点、わずか1四球で10三振を奪い、打席でも安打を放った。そして9回にもう一度打席に立つためにライトでさえもプレーした」と“リアル三刀流”を伝えた。 投手としては制球が向上したことについて触れ、「これまで4度の登板では安定した制球力がなかった。だが、火曜の夜は、それを修正し、メジャーで最高の先発の1試合へとつなげた」と評価した。 オレンジカウンティ・レジスター紙も、「エンゼルスのブルペンが崩壊して大谷の珠玉の投球を無駄にする」との見出しを取り、「過去3年は苦しんでいた大谷が完成された投球パフォーマンスをついに披露した。彼はマドン監督が望んだすべてをエンゼルスにもたらした」と記し、大谷の投球を絶賛した。 「この登板は2018年にトミー・ジョン手術を行って以来、最高だった。彼は、これまで5回を超えて投げたことがなかった。エンゼルスにとって落胆を呼ぶ敗戦だった一方で大谷のパフォーマンスは確かな明るさを残した」などと記した。 今季の大谷は、いったいどこまでメジャーの歴史を塗り替え続けるのか。全米メディアの注目度は、1試合ごとに増している。