全米メディアが大谷翔平の本塁打争いトップに並ぶ10号2ランを絶賛「ショウ(ショー)が続く!」「野球界の逸品」
エンゼルスの大谷翔平(26)は6日(日本時間7日)、本拠地アナハイムで行われたレイズ戦に「2番・DH」で出場し、3回二死二塁の場面で、左腕のジョシュ・フレミングがインサイドに投じた変化球を捉えて右中間に特大の10号2ランを放った。2試合ぶりの一発でア・リーグの本塁打争いでレッドソックスのJ.D・マルティネスに並んでトップに立った。また5月での10号到達は2004年6月4日に達成したヤンキース時代の松井秀喜氏を抜き日本人最速となった。試合には3-8で敗れたが、全米メディアは同僚の通算667本塁打を誇るアルバート・プホルスが戦力外になったという衝撃ニュースを吹き飛ばすような大谷のインパクト十分の2試合ぶりの10号に注目した。 先発登板した翌日の一撃にエンゼルスの公式ツイッターが「ちょっと待て!この男、昨日投げていなかったか?」とツイート。メジャー公式サイトも「ショウ(ショー)は続く!大谷が10号を強打」との洒落た見出しを取り、「大谷がラインナップに戻りレイズに3-8で敗れた試合の序盤で存在感を示した。大谷は3回裏にフレミングが投げた初球に飛びつき、右中間に428フィート(約130メートル)飛ばす2ランを放った」と報じた。 記事は本塁打争いでア・リーグ、レッドソックスのJ.D・マルティネス、ナ・リーグ、ブレーブスのロナルド・アクーニャJr.と並んだことを伝え「大谷の本塁打は先発マウンドで99マイル(約159キロ)の速球を投げ込んだ翌日に起き、今度はバットから107.6マイル(約173キロ)の速度で飛び出した」と驚きを持って紹介。 「二刀流の天才は、すでに昨年44試合で打った本塁打数を超えている。2打点をプラスして今季の打点を24とし、ア・リーグで4位タイとなった」と続けた。 CBSスポーツも「エンゼルスの大谷が2ランを強打」との見出しを取り、「左打ち(の大谷)はフレミングから3回に本塁打を放った。これは大谷の衝撃的な10本目の本塁打であり、成績は打率.273、出塁率.322、長打率.645となった」と絶好調ぶりを伝えた。