口から大量出血で119番通報、救急隊「どうせ詐病だろ?」→「え!?本当にやばい!」なぜ命に関わる「重篤な症状」が見逃されるのか?
救急車の出場件数が過去最多を更新し続けているという。それに伴い、東京都消防庁は緊急性のない通報に対して、「電話を途中で切断する場合がある」という異例の呼びかけを行なっている。 【閲覧注意】こんなにドバドバ、口から出血… その結果、突然言葉が出なくなり救急搬送された若い女性が搬送先の医師から、「どうせメンタルでしょ」と半笑いで対応されたが、MRI検査の結果「脳梗塞」だったという投稿が、X(旧Twitter)で話題になった。すると、「救急医に軽視されたが実はくも膜下出血だった」「詐病と言われたが重篤な感染症だった」といった、同様の経験談が殺到。 なかでも注目を集めたのが、今から数年前、119番通報をするか迷った際にかける「救急安心センター」(#7119)に電話し、そこから救急車が手配されたにも関わらず、だるそうにチャイムを鳴らす救急隊が到着。しかし、明らかに重症だった投稿者の姿を見た途端、瞬時にプロの対応に変わった、というポストだ。
「どうせ迷惑通報だろ?」→「え!?本当にやばい!!」
<以下、投稿者によるXのポストより> 「『口から血が出てて…」って救急車呼んだら、『…え?自分でいけませんか?』『すみません、ちょっと無理そうで…』『はぁ…』みたいなやり取りの後に来た隊員の方がだるそうにドアの前で立ってたんだけど、両手にビニール袋抱えてドパドパ吐血し続ける私を見てあわてて、『な、何で歩いてるんですか!?』って言われ、『すみません、なんか血が止まらなくて…』と、ごぽごぽ血に溺れながら喋ったら、『喋らないで!』と制止され。支えられながら救急車まで行って乗り込もうとしたら、『違う!本当にやばいです!』と、救急車に乗ってた人たちになんか報告し始め、『は?』みたいに隊員さんたちが私を見て、『担架!』って慌てふためいたの、いまだに家族の笑い話になってる(笑)」 「(救急隊員のうちの)1人がだるそうに片足ブラブラさせつつピンポン(インターホン)してたし、3人は救急車内で談笑してた。なぜ人の行動に目がいくかというと、自分が接客業で教える立場も経験してる職業柄、目に余る行為だったんですよね。でも血ゴポゴポの私を見てあわてふためいて、めちゃくちゃ優しくしてくれたのでOK!」