口から大量出血で119番通報、救急隊「どうせ詐病だろ?」→「え!?本当にやばい!」なぜ命に関わる「重篤な症状」が見逃されるのか?
大量出血の投稿者を確認→プロの対応に
投稿者の壮絶体験に対し、同情の声と同時に、「出動しなくても良い要請に慣れちゃってたんでしょうね…」「(電話口の説明では)『よくある口内炎的なやつ』に聞こえて、実物見るまでは正直、救急隊員もうんざりしてたんやろな」と、不必要な救急通報が多過ぎる現状を嘆く声も寄せられた。 「まさにその通りで、『口内炎ですか?魚の骨が刺さりましたか?』『口の中の傷はすぐに塞がりますよ』となだめられ、違う違う!めちゃくちゃ(血が)出てるとすぐ訂正したくても口のなかが血でゴポゴポだったのでゆっくり訂正してたら、『あー、はいはい、めんどくさいからもう向かうよ、わかったから』みたいな対応に繋がりました」 「なんか『(通報時に症状を)ちゃんと伝えろよ』というコメントが来たので補足するんですが、『2時間様子見ても血が止まらない』『ビニール袋2袋目突入してる』『手足がしびれてきてめまいがしてきた』『ちょっとあと1時間はもう体が持ちそうにない』と伝えてるのに、あの塩対応ですからねー!」 しかし、投稿者の症状を見た途端、プロとして迅速に対応をしてくれたという救急隊員と、命の危険もあった大量出血の意外な原因について、投稿者に聞いた。
転倒したり意識を喪失しないように行動してくれた
投稿者のポストによると、当初は「また迷惑通報だろうな」とたかを括っていたように見えた救急隊員だったが、症状を確認した瞬間、即座に命を守るための対応をしてくれたという。 「電話対応とかの雑さは目立ってしまったけど、私と対面してからの行動力はとても良かったよ!適切な処置してくれたし、病院着いたらすぐに処置してくれるように手配してくれたし、隣でずっと体を支えてくれたし、気を失わないようにずっと声がけしてくれたよ。私が求めていることはしてくれたのでOK!」 「救急隊員って本来運ぶだけなんだけど、病院のなかまで体を支えて付き添って歩いてくれたよ。というか、車椅子を押してなかまで連れて行ってくれたよ。その時からもう意識朦朧だったけどね(病院着いた安心感で気が抜けた)。めちゃくちゃ心配そうにそわそわしながら去って行ったの、今も覚えてるよ。優しかったよ」 数年前に投稿者が経験した、塩対応からプロ対応に急変した救急隊員の行動と、「口から大量に出血」の原因について、投稿者に話を聞いた。