口から大量出血で119番通報、救急隊「どうせ詐病だろ?」→「え!?本当にやばい!」なぜ命に関わる「重篤な症状」が見逃されるのか?
非難の声や迷惑行為にめげずに頑張って!
ーー改めて、救急隊員の方々に伝えたいことはありますか? 「まず、救急隊員の方々に幻滅してるわけではない、ということはお伝えしたいです。私自身、接客業の従業員としてお客様対応の難しさを知ってますので、救急通報時の丁寧な対応は求めていませんが、一般的には『病人は優しくされるもの』という認識があると思いますので、少しでも救急の方が高圧的な態度や素っ気ない態度を取ってしまうと、接客業よりも厳しく判断されがちだと思います。お仕事、めげずに頑張っていただきたいです!」 ◇ ◇ 一連の体験談と共に、「救急車って気軽に呼ばれ過ぎて、ガチで困ってる人見るとあわてちゃうんだね(笑)」と、ユーモアを交えてXにポストしていた投稿者。 「母は今でも、『あの歯医者ね!』と思い出すたびに怒ってます(笑)。妹からは、『お姉ちゃんに虫歯があるのがそもそも悪いけど、本当に病院運がないね…』と哀れがられ、父は、『あれはすごかったよな!部屋中が血のティッシュであふれてて驚いた。怖かった…』と、自分の恐怖体験として語っています(笑)」(投稿者) リプ欄には、「酷い…勝手に思い込みで判断されてしまって塩対応」「不要な救急車の要請があまりにも多いのはわかるけど、仕事なら責務なんだからちゃんと果たさなきゃダメだよね」と、救急側の対応を非難する声も多く寄せられた。 その一方で、「いちばん悪いのは止血の甘かった歯医者と、(隊員がナメてかかった原因になったであろう)救急車をタクシー代わりに使う一部の害悪なんだよなぁ…」と、救急への迷惑通報が増加している現状に対する問題提起の声も見受けられた。
口内から大量に出血!2時間以上も血が止まらない…
<以下、投稿者によるX(旧Twitter)のポストから> 「『口から血が出てて…』って救急車呼んだら、『…え?自分でいけませんか?』l『すみません、ちょっと無理そうで…』『はぁ…』みたいなやり取りの後に来た隊員の方がだるそうにドアの前で立ってたんだけど、両手にビニール袋抱えてドパドパ吐血し続ける私を見て慌てて『な、何で歩いてるんですか!?』って言われ、『すみません、なんか血が止まらなくて…』とごぽごぽ血に溺れながら喋ったら『喋らないで!』と制止され、支えられながら救急車まで行ってて乗り込もうとしたら『違う!本当にやばいです!』と車に乗ってた人たちになんか報告し始め、『は?』みたいな隊員さん達が私を見て『担架!!!』って、慌てふためいたの未だに家族の笑い話になってる笑笑」 「血だけ出てて痛みないから、別に救急車呼ぶほどじゃなさそうなんだけど、今は夜10時で病院やってないしこのままこの量が出続けたら死ぬなぁ…って考えてお願いしたんだけど、救急車って気軽に呼ばれ過ぎてガチで困ってる人見ると慌てちゃうんだね笑笑」 「救急車頼むか迷ったから救急安心センターに電話して相談し、救急担当に繋ぎますと言われて代わった時に、『え?それぐらいで?』みたいな対応だった。しかもゴポゴポ吐き続けてたから呂律回らなくて、20前半なのに80代と間違えられ~という流れ」 「隊員は4人いたけど、1人がだるそうに片足ブラブラさせつつピンポンしてたし、3人は救急車の中で談笑して話に花咲かせてた。なぜ人の行動に目がいくかって、自分が接客業で教える立場も経験してるから、職業柄目に余る行為だったんですよね。でも血ゴポゴポの私を見てあわてふためいて、めちゃくちゃ優しくしてくれたのでOK!」 「隊員『なんで歩いてるんですか!?』私『…え?でもさっき電話で明日病院行けって言ってましたよね…?』隊員『ええ…っ、ほ、本当に2袋も吐いていたんですか!? なんで1袋目で呼ばなかったんですか!』私『止まるかなって…』隊員『これは止まりませんよ!?』って会話あった」