【プロカメラマン】が大量画像で記録!「KLX実戦投入!四国“松野四万十バイクレース(MSBR)”取材で山中を激走!」
KLXは想定どおりの出来で、大満足!
その後、続々とゴールするチーム。表彰式と最終走者まで撮影をして、松野四万十バイクレースはつつがなく終わりました。前日のパトロールやひとりで下見したのを含めると、思う存分林道を走れたように思います。 コロナ禍で数年中断していた間に熟成を重ねたKLX125が狙った感じに走れたこと、そして町の人々や風景がほぼ変わらずにいてくれた松野の町に再び訪れることができた喜びを、関東までトランポで戻る間も噛み締めたのです。 その後のKLX125の破損箇所観察では、狩野溶接で作っていただいたエンジンガードは目論みどおりガードだけ曲がってフレームの損傷は見られず。まさに想定どおりでした(コケたくてコケた訳ではないのですが)! レバーやペダルの曲がったところは関東への帰還後に自分で早々に補修しましたが、曲がってしまったガードの修復はしておきたいところです。他に不便な点はあまりなく、おおむね満足のいくカメラバイクに仕上がったなぁと実感した次第です。 本音を言えばアクセルひと開けでフロントを上げて障害物を乗り越えて回避できるエンジンパワーも欲しいですが、近くに参加選手がいた場合に後輪から小石を弾き飛ばす可能性も出てきます。どちらを取るかと言えば、選手の安全を取るのが正解と考えます。 次回は実戦からの改良点と特製ガードの復旧作業、これで最終回となります。 ○取材協力 株式会社コイデル代表取締役 門田基志氏 松野町役場 レポート&撮影●小見哲彦
プロフィール●小見哲彦
無類のバイク好きカメラマン。 大手通信社や新聞社の報道ライダーとしてバイク漬けになった後、写真総合会社にて修行、一流ファッションカメラマン、商品撮影エキスパートのアシスタントを経て独立。神奈川二科展、コダック・スタジオフォトコンテスト等に入選。大手企業の商品広告撮影をしつつも、国内/国外問わず大好きなバイクを撮るように。『モーターサイクリスト』誌ほか多数のバイク雑誌にて撮影。防衛関係の公的機関から、年間写真コンテストの審査員と広報担当人員への写真教育指導を2021年より依頼されている。