「この子やっぱりセンスある…」「楽しすぎて完全にハマりました」最後の最後でミラクル発生!? 秋エギングもガンガン上達!
秋のシャロー撃ち Point2 ちょい投げの近距離戦も意識してアプローチ
湯川「 シャローエリアは水深が1mもない湾の中にもイカは居る。浅くてもスルーせず、湾の奥から出口側に向かって探っていきます」 湯川さんは底が丸見えの浅いワンド奥でもイカが隠れていそうな障害物があれば必ず1投。イカが出てこなければ次へとテンポ良く撃っていく。 湯川「シモリを撃つときも基本は手前から。5m先の磯際を撃って釣れることも普通にありますからね」 そこで湯川さんが片原さんに教えたのが、アンダーハンドのちょい投げによるアプローチ。 片原「エギを手前から振り子のようにして、振り込む…正確に投げることができますね!」 湯川「近距離はオーバーヘッドキャスティングだと難しい。近距離はちょい投げで正確にテンポ良く探るのも釣果を上げるコツです」
秋のシャロー撃ち Point3 水深やイカの反応に合わせてイカがエギを喰う姿勢にコントロール
シャローエリアは浅い。エギを沈める水深がないから強くシャクると水面から飛び出す可能性もあるのでエギの操作は注意が必要だ。 湯川「シャクリはチョンチョンッと小さく。ドラグは強めにシャクったときにジッと出るくらい緩めが良いです」 また、水深2mを切るようなエリアはキャスト後、底をとらなくても良いということで、湯川さんのアドバイスどおりに釣りをする片原さん。 片原「あっ、イカがついてきた! でも、喰わない…」 湯川「エギが手前にくるほど浅くてフォールで喰わせる間がないやろ。そういうときはチョンチョンッとシャクった後、テンションを一定に保ってエギをその場でじっとさせる。実際には前に進んでいるけど、レンジを変えずにエギの姿勢を安定させる。それで反応しなければ、ちょっとフォールを入れて誘うのもありやね」 湯川「やり方はシャクって水中のエギが見えたらサオを立てながら一定のテンションを保つ。チョンチョンッとシャクって、サオを立てる。そう、完璧やん」 片原さんは湯川さんのロッドワークとシンクロさせながらマスター。サオを立てているときは一定のテンションでエギの姿勢安定を心がけよう。 エギをフォールさせる水深が十分にないところは、水平移動に近いテンションフォールが有効。シャローエリアではフリーフォールとテンションフォールのどちらに反応が良いかを見極めることも重要だ。