小池都知事定例会見8月10日(全文2完)今度は若狭さんを応援していきたい
与党である都民ファーストの会との距離感について
THE PAGE:すいません。THE PAGEの具志堅と言います。すいません、知事と与党の都民ファーストの会の関係について2つお伺いしたいんですけど、よろしいでしょうか。 まず1点目なんですけれども、今後、小池知事としては、与党である都民ファーストの会とどういう距離感でやっていくんだっていうところがちょっと見えにくいなと思ったので、ちょっと説明をお願いしたいのですが。例えば党内人事ですとか、党内で議員条例の検討などいろいろ進めていくことになろうかと思いますけれども、特別顧問という役割として、具体的にどの程度関わって、どの程度、こっから先は線を引いて関わらないよというふうに、どういう線引きをされているのかという距離感をまずお話いただきたいのが1点と、その上で、与党としての都民ファーストの会にどのような役割を期待されるのかということ、この2点をお教えいただけますでしょうか。 小池:距離感は、きちっと、ケース・バイ・ケースだと思います。距離感っていっても、まだ何も始まってないに等しいんですが、人事などについてはむしろきちっと、都民ファーストの会の議論を経て、もしくは代表が決めるときは決めるという形で進めて、ここまで決まってきたというふうに思っております。これについて何か意見を言ったりということはございません。 あとは、特別顧問ということでは、例えば私は無電柱化のことなどは、ずっとライフワークのようにやってまいりました。それから高齢化に対してのさまざまな施策、できるだけ早く進めていきたいことなどについては、私の思いっていうのをきちっとお伝えをするということが必要かなというふうに思っています。また、逆にこうしたほうがいいんじゃないですかと、いろんな経験を持った方々がおられて、先ほどの高齢化対策にしても、その研究所の所長をやっていらした方、フレイルの研究などもなさって、長寿の研究などもされて。だからそういう意味での距離感っていうのはいいやり取りができれば、私は効果があるのではないかなというふうに思っております。 それから、2番目の質問も今の答えでだいたいカバーできるものだと思いますけれども、これから決めるべきものはスピーディーに決めていく。それから、しっかりと議論をすべきものはしっかりと議論をするといったような、テーマに即した形での距離感であったり、時間をかける、もしくは質的に深める、量的に時間を取る、それはもう本当にケース・バイ・ケースになろうかと思っております。一言で言えば良識に基づいて、都民が見ているんだということをいつも念頭にしながら進めるということだと思っております。