小池都知事定例会見8月10日(全文2完)今度は若狭さんを応援していきたい
終戦記念日に靖国神社を参拝する予定はあるのか
記者1:すいません、全然違う質問を2つお願いしたいんですけれども、1つ目がもうすぐ終戦記念日が近づいているということで、今年、知事は靖国神社を参拝されるご予定というか、お気持ちとかがあるのかどうかっていうのを1点、教えていただきたいのと、2点目が豊洲市場の移転問題について、知事が公表した豊洲と築地と双方に市場機能を残す方針について、財源や運営費など、検討した記録が都に残っていないというのが、毎日新聞の情報公開請求でも明らかになりまして、最終判断が知事と顧問団による密室で下されて、そういう情報公開という知事の方針に逆行するんじゃないかという指摘もあるんですけれども、その知事のご所見をお願いいたします。 小池:まず8月15日でございますけれども、私は昨年の予定と同じでございまして、東京都の終戦の記念の式典がございます。そちらのほうに参加をすることを予定をいたしております。 そして2つ目のご質問でございますけれども、情報というか、文書が不存在であると。それはAIだからです。私がそれぞれ外部の顧問から、それからこれまでの市場のあり方戦略本部、専門家会議、いろいろと聞いてきました。考え方を聞いてまいりました。いくら金目が掛かるかということについては、この関係局長が集まった会議ですでにA案、B案、C案、D案と各種の数字が出てきております。よって、試算についてはすでに公表されているものがあります。 最後の決めはどうかというと、人工知能です。人工知能というのは、つまり政策決定者である私が決めたということでございます。回想録に残すことはできるかと思っておりますが、その最後の決定ということについては、文章としては残しておりません。政策判断という一言で言えば、そういうことでございます。
補正予算について
産経新聞:産経新聞の〓オオイズミ 00:45:51〓です。臨時議会の関係で1点、お伺いしたいのですけれども、補正予算をご審議いただくということで、この補正予算の中には豊洲市場の追加対策の部分が大きな数字を占めているかと思います。一方で、安心・安全の話につながる追加対策だと思うのですが、この安心・安全に関しては、知事はこれまで過去に都議会が決議した付帯決議にこだわりを持っていらっしゃったかと思います。今回の臨時議会で、過去の付帯決議を、どういう言い方をすればいいのか分からないのですが、外すというか、過去の付帯決議とは違うような形で都議会の方針も考えていってほしいというような、そういう議論を今回の臨時議会でお求めになるのか。それともそれは9月予定の3定以降の議論になるのか、そこら辺のお考えをお聞かせください。 小池:はい。今回早計70億になんなんとする補正予算。その中に追加の工事の費用など、専門家会議の対策に伴って行うということで計上させていただきます。それからこれまでの付帯決議というのは議会がお決めになったことでありまして、私がこだわっているというか、議会が付帯決議を付けるというのは、それが重きがあるから残ってきたので、私はそれは尊重すべきだろうというふうに考えてきたわけでございます。その上でどうするかは、まさしく議会が動かなければ、そこを都政の側からして変えるというのはいかがなものかと思いますので、それこそ議会でご審議いただく必要があるのではないかと思います。どういうふうにするのかはまさしく議会のほうでご議論をいただきたいと、こう思っております。 そしてまた、プロジェクトチームなどでも今後の安全についての法的、科学的な在り方、そしてまた今後の在り方など、いろいろご示唆もいただいております。これまでいろいろと議論を重ね、また実際のモニタリングなどを重ねてまいりました。その上に今回また70億かけて、このさらに追加をしなければならないという現状でございますけれども、そこはこれまでの長い、さまざまな専門家のご示唆ということを1つずつ丁寧に確保していくことが、結果としての豊洲市場の確立、中央卸売市場としての確立につながっていくのではないかと、このように考えております。いずれにしましても議会がこれから始まったばかりではございますけれども、これらを含めてご議論をいただければと、このように考えております。特に付帯決議の部分は、議会としての付帯決議でございます。最後のご質問にさせていただきたいと思います。