小池都知事が記者会見7月31日(全文1)きのうから約100人ぽーんと増えた
東京都の小池百合子知事は31日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「小池知事会見 都の感染者460人台の見通し 過去最多(2020年7月31日)」に対応しております。 【動画】小池知事会見 都の感染者460人台の見通し 過去最多 ◇ ◇
新規の重症者を出さないことがポイント
小池:さあ、始めましょう。よろしくお願いします。それでは本日の記者会見、定例になります。こちら始めさせていただきます。まずコロナ感染症関係からでありますが、まず昨日367名で最多を記録いたしました新規の陽性者数でございますが、本日は463名という数字が今挙がっております。3時の段階で詳細、皆さま方に確定値としてお伝えいたしますけれども、きのうの367人から、約100人ぽーんと増えました。これまでのもちろん最多人数となります。 それからきのうは22名の重症者数を示しておりましたけれども、今日は、これは久しぶりに数字が下がっておりまして、16人となっております。22名から16名に下がった。これは本当に臨床、医師の皆さま方のさまざまなご苦労の成果であって、健康、命を守っていただく、まずはその最前線の皆さま方に感謝しなければなりません。そして16名の方々もできるだけ早く、ご体調を回復されますように。また、新規の重症者数を出さないということが、今目下、東京都にとってもコロナ対策の一番の大きなポイントになってくるかと思っております。
多摩地域の奥にも広がっている
感染の状況でありますが、多摩地域の奥にも広がっている点がございます。それから年代的に見ましても、重症化していく率が高くなる60代以降、これにも拡大しているということで、一刻の猶予も許されないことから、昨日こちらのほうで感染拡大特別警報という、この言葉で表現させていただきました。感染症の拡大については一番最高値であります赤、そしてこちらのオレンジ色でございますけれども、こちらのほうは医療体制の提供体制を示すものでございまして、さまざまな数値と、そしてまた専門家のご意見をここに表すと赤とオレンジだということが明確に伝わることかと存じます。詳しい数字については皆さま方にもお知らせをしているところであります。 状況、さらに悪化いたしますとやはりコロナ対策をしっかり打つという意味では、都独自の緊急事態宣言を発することも考えざるを得なくなる時点、そうならないためにもこの感染拡大の特別警報によって皆さんと共に対策を講じていこうということでございます。 今日は7月31日、あすから8月入りするわけでございます。夏休み、お盆休みの期間に入るわけですけれども、例年でありますとご旅行にいらっしゃる方々などさまざまな夏の計画、イベントなども準備されていることかと思いますけれども、今年は残念ながら例年とは違う夏になる。また、今、ここで対策の手をそのためにも緩めない、緩めてはいけない。その意識を皆さんと共有させていただき、都民、事業者の皆さんのご協力をいただきながら感染拡大防止の取り組みを加速化いたしてまいります。 都民、事業者の皆さま方の責務を定めるということ、条例の立て付け上そうなるわけですけど、昨日専決処分を行いました。東京都新型コロナウイルス感染症対策条例でございますが、こちらのほうをご覧いただきたいと存じます。動画でお知らせしています。 小池(VTR):この危機に打ち勝つためには、事業者と都民の皆さまが互いに協力していくことが必要です。事業者の皆さまは感染拡大を防止するためのガイドラインを守り、その目印となる虹のステッカーを貼ってください。都民の皆さまはステッカーのある安心なお店を選んでください。都は、この取り組みを条例に定め、進めています。虹のステッカーを目印に感染拡大を防いでいきましょう。