【MLB】 西地区首位攻防3連戦 初戦はアストロズに軍配 今季初めて首位に マリナーズは最大10ゲーム差のリードが消える
【アストロズ3ー0マリナーズ】@Tモバイル・パーク
日本時間7月20日、今日からMLBは後半戦がスタート。ア・リーグ西地区の首位マリナーズとそれを1ゲーム差で追う2位アストロズが激突する注目の3連戦初戦は、アストロズが3対0で勝利した。今日の勝利によりアストロズは首位マリナーズと並んだ。アストロズは先発ハンター・ブラウンが好投して8勝目(6敗)。マリナーズは先発ルイス・カスティーヨが7回3失点と力投しながら10敗目(8勝)を喫した。 【動画】アストロズ・アルトゥーベの技ありセーフティバントで先制点(MLB.comより) アストロズがブラウン、マリナーズがカスティーヨという好投手同士のマッチアップとなったシリーズ初戦は、期待を裏切らないロースコアゲームに。3回無死2塁のチャンスからアストロズは1番ホセ・アルトゥーベがセーフティバント。これが三塁手の悪送球を誘い、アストロズは1点を先制。さらに無死満塁として4番ヤイナー・ディアスが2点タイムリーを放って3対0とリードを拡大した。 過去7先発で防御率2.09と好調なブラウンには、この3点は十分な援護だった。ブラウンは今日も6回無失点4安打5奪三振の好投。後を受け継いだ経験豊富なブルペン陣も3回をパーフェクトリリーフで締めくくり、同地区ライバル相手に3対0で完勝してみせた。 一時は2位に10ゲーム差をつけて首位を独走していたマリナーズがついに背中を捉えられた。マリナーズについに肉薄したアストロズは、5月12日時点では最下位と、今季は鈍いスタートに苦しんだ。しかし、7月20日にして今季初めて首位に立った。地区4連覇、そして2017年からの8シーズンで7回目の地区優勝に向けて、エンジンは最高潮に温まっている。