【MLB】 ガーディアンズが終盤の追加点で快勝 パドレス・松井は三者連続三振 キャリア初の好リリーフ
【パドレス0ー7ガーディアンズ】@プログレッシブ・フィールド
日本時間7月20日、今日からMLBは後半戦がスタート。松井裕樹が所属するパドレスは、敵地プログレッシブ・フィールドに乗り込んでガーディアンズとの3連戦が始まった。両先発による投げ合いで進行した試合は、5回に飛び出したダニエル・シュニーマンのタイムリー二塁打が決勝点となり、その後も追加点を奪ったガーディアンズが7対0で快勝した。ガーディアンズ先発のタナー・バイビーに8勝目(4敗)、パドレス先発のマット・ウォルドロンに9敗目(4勝)が付いた。パドレスの松井裕樹は2番手として7回無死1塁から登場し、三者連続三振に抑える好リリーフを見せた。 【動画】ガーディアンズ・シュニーマンの先制・決勝タイムリー二塁打(MLB.comより) 両先発の好投で進む中、5回にガーディアンズに先制のチャンスが訪れる。先頭の出塁を犠牲バントで進め、一死2塁。打席に入った7番シュニーマンは右中間へのヒットを放ち、快速を飛ばして二塁打に。その間に2塁ランナーは悠々と本塁へ還り、ガーディアンズが先制点を入れた。その後、8回にも無死満塁のチャンスを作ると、3番ホセ・ラミレスがセンター前へ2点タイムリー。さらに押し出し四球、守備から入ったブライアン・ロキオもタイムリー、そして犠牲フライも飛び出して、この回一挙に6得点。パドレスのリリーフ陣を打ち砕いた。 ガーディアンズは先発バイビーから無失点リレーを見せるなど、投手陣がきっちり仕事を果たした。ア・リーグ最高勝率を走るガーディアンズの持ち味が発揮される後半戦初戦となった。 パドレスの松井裕樹は7回無死1塁から登板。6番アンドレス・ヒメネスはスライダーで三球三振、代打ジョンケンジー・ノエルはインハイの4シームで空振り三振、8番タイラー・フリーマンはインローの4シームで見逃し三振に抑えた。三者連続三振で1回を三者凡退に抑えるのは松井にとって初めて。後半戦最初の登板で好スタートを切った松井は、防御率を3.70に下げている。