【MLB】 ドジャースがフリーマンの劇的満塁弾で逆転勝利 大谷は二塁打でチャンスメイク 吉田も1安打
【レッドソックス1ー4ドジャース】@ドジャー・スタジアム
日本時間7月20日、今日からMLBは後半戦がスタートし、大谷翔平擁するドジャースと吉田正尚擁するレッドソックスの東西名門対決が実現した。注目の3連戦の初戦はドジャースが劇的な逆転勝利を手にした。0対1でリードされて迎えた8回、ドジャースは大谷翔平の二塁打もあって一死満塁の好機を演出。これに3番フレディ・フリーマンが逆転満塁弾で応えた。4対1と一転してリードを奪ったドジャースはそのまま逃げ切り。レッドソックスの3番手ブレナン・バーナーディーノに3敗目(3勝)。ドジャースの4番手ライアン・ヤーブローに4勝目(2敗)が付いた。 【動画】逆転呼び込んだドジャース・大谷の二塁打(MLB.comより) ドジャースがギャビン・ストーン、レッドソックスがニック・ピベッタの両先発で始まったこの試合は投手戦に。5回にレッドソックスは1番デュランの11号ソロで先制。オールスターでも決勝弾を放ってMVPに輝いたデュランが、この試合でも好調をアピールした。さらにレッドソックスは先発ピベッタが完璧なピッチング。6回2安打1四球8奪三振に抑え、失点を許さなかった。ピベッタは大谷に対し、9打数4安打2本塁打と相性が悪かったが、今日は3打席連続空振り三振。相手のリードオフに仕事をさせなかった。 1対0とレッドソックスがリードして迎えた8回、ドジャースは先頭の8番ミゲル・バルガスが四球で出塁。さらに一死となってから1番大谷が二塁打で繋ぐと、レッドソックスは満塁策を選択。申告敬遠して迎えた3番フレディ・フリーマンは、2球目を捉えてライトスタンドに逆転の15号グランドスラムを放った。劇的な形でリードを手にしたドジャースはそのまま4対1で逃げ切り。幸先良く後半戦をスタートさせることとなった。 ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席は空振り三振、3回一死2塁で迎えた第2打席も空振り三振、6回先頭の第3打席も空振り三振、8回一死1塁で回ってきた第4打席は初球をレフト線に落とす二塁打でチャンスを拡大した。4打数1安打で今日を終えた大谷の今季成績は、打率.316、OPS1.033となっている。 レッドソックスの吉田正尚は「5番・DH」でスタメン出場。2回先頭の第1打席はライトへの大飛球を放ったが、好捕に阻まれてライトフライ、4回無死1・2塁で迎えた第2打席は打球初速約160キロの鋭いセンターフライ、6回一死1塁で迎えた第3打席は空振り三振、9回先頭の第4打席はセンター前安打で出塁した。4打数1安打で今日を終えた吉田は、打率.260、OPS.692に成績を上げている。