安倍首相に質問!みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送(全文2)辞めるって自分では言えない
ヤフーとドワンゴは6日夜、「安倍首相に質問!みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送」をライブ配信した。 【録画】安倍首相に質問! みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【録画】安倍首相に質問! みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送」に対応しております。 ◇ ◇
医療従事者の保護と補償をどう考えるのか
馬場:今の体制では大変な限界、ぎりぎりですけれども、まだまだ日本全体では余力があるということで、ぜひよろしくお願いします。 では続いての質問です。医療関係では最後の質問になります。中国や欧米の状況を見て予測できたにもかかわらず、医療従事者のマスクや防護服などが不足し、感染も多発しています。最前線で働く医療従事者の保護と補償についていかがお考えでしょうか。まずこれはより近くにいらっしゃる山中先生から現状も含めてお伺いしたいと思います。
首相のリーダーシップで改善を
山中:これはもう本当にもう大変な問題だと思います。中国とかイタリアは患者さんが急増したために医療崩壊が起きたんですが、日本は幸いそこまでまだ急増していないんですが、別の理由で医療崩壊が起ころうとしていまして、それは医師や看護師さんにもう負担が掛かり過ぎていて、しかもいろんな偏見とか差別のようなことがあって、もう医療従事者の方が疲弊されてしまって、辞められていくと。気持ちで今頑張っていただいているんですが、もうだんだんこれ、やっぱり長期戦、長期になりますので、医療従事者の数が減ってしまって患者さんの数が急激に増えたという理由じゃなくて、医療従事者のほうがもう疲労困憊してしまって、医療崩壊が起こると、そういうことがかなり日本では懸念されていますので、もうぜひこれ、本当、僕、周りに医療従事者たくさんいます。 今、大学院生で給料をもらっていない若手の医師たちがコロナの対応に駆り出されたりもしています。また、若い女性で妊娠中の女医さんの方であったり、看護師さんもたくさんおられますが、彼女たちも辞めるって自分では言えない、もう周りの同僚が必死でされているので、言い出せない。そういう状況の中でも本当に気持ちで頑張ってくれていますので、もうこれ、ぜひですね。 もっと現実的なことを言うと、こんな危険なことやっていただいているのに手当てがもうなかったり、1日290円だったり、一番いいところでも2000円、3000円だったりっていう、お金で動くわけじゃないですけれども、でもこういう方々の努力に見合う、やはりきちっとした手当てをやっぱり付ける、付くべきだと思いますので、ぜひここを、首相のリーダーシップでもう一声改善していただけたらなと思っております。 馬場:これだけのことが起きまして、今まで抱えてた問題がより大きくなっている面もあると思います。いかがでしょうか。