安倍首相に質問!みんなが聞きたい新型コロナ対応に答える生放送(全文2)辞めるって自分では言えない
一部不良品も混じっていると聞いている
馬場:確たるお答えはできないかと思うんですが、どのくらいで行き届きそうですか。もう結構みんな手作りをしていて、一番感染リスクが高い当事者たちが手作りのものでしのいでいるという現状もあるようなんですが。 安部:このサージカルマスクとN95のマスク。これも不足してるんですが、今、世界中から国が中心になって、今、買い付けを行っています。また、ガウンやフェイスシールド等々についてもしっかり確保しておりまして、相当、今、このウェブを使った直接お届けをするこの仕組み、多くの方に活用し始めていただいておりますので、まだもちろん十二分な量を確保はできてはいないんですが、だいぶサージカルマスクも量が出てまいりましたので、これはかなりお応えできるのではないかと思っいてます。 馬場:山中先生、いかがでしょうか。 山中:今、中国からかなりN95等が入ってきているということは聞いているんですが、一部にはかなり不良品も混じっていると。中国も急いで生産しているのか、ということを聞いております。N95が不良品ですとそれを着けたドクター、ナースはもう一瞬で感染する可能性ありますので、ぜひ品質チェック、これも本当に言うはやすしで申し訳ないんですけれども、一定の基準を満たしたものの提供をお願いしたいと思っています。
一律10万円の追加給付はいつ判断するのか
馬場:どうしてもありがとうという言葉だけでは頑張りきれないほどの現状かと思います。どうか政治の力でなんとか少しでも精神的なものも含めて負担が軽くなるように願います。 では、続きまして、テーマを変えます。社会経済問題です。まず、社会経済問題の1つ目の質問です。一律10万円の追加給付について総理は会見で、事態の推移や状況を十分に見極めながら判断したいと発言されました。アルバイトができないため、ぎりぎりの生活が続いています。いつごろ判断されるのでしょうか。
1日も早く、まずはお届けしていきたい
安倍:まずはこの一律10万円の給付。例えば800を超える自治体ではオンライン申請を受け付けておられます。また、それ以外の方々については申請書が郵送されていくわけでございますので、1日も早く、まずはお届けしていきたいと思っています。 また、アルバイトができない方々もたくさんおられますが、アルバイトの方々も含めて雇用調整助成金の対象に、今まではなかったんですが、その対象にもいたしました。また、生活、本当にこの急変で大変な方々も多いと思います。緊急小口資金の貸付、これは最大80万円まで貸付が受けられます。その中で、状況が厳しい方々については返済免除の特例付きでございますので、ぜひ活用もしていただきたいと思います。 また、アルバイトの仕事がなくなって、住んでいる住居費、払うのが大変だという方もおられます。そういう方々に対しては住居確保給付金という制度があります。これはご存じない方も多いんですが、東京では5万3700円まで出ますので、ぜひこれも活用していただきたいと思いますが、このあとさらに長引いていくという状況になってくれば、そのときの状況を見極めてさらなる対策も当然考えていきたいと思っています。 馬場:あとはやはり、皆さん、先日の会見ですと、早くて、今、追加給付についての質問ではあったんですが、元の一律10万円のほうもまだ手元に届いていないところが多くて、早くても5月8日、あさって申請、そして早くてもその1カ月後に給付と記憶しているんですが、その辺りのスケジュールは変わらないでしょうか。 安倍:一番早いところは、もうすでに5月の1日から。 馬場:そうですね、はい、自治体の。 安倍:自治体によって配っておられるところもあるんだろうと思います。まずは申請していただいて、その上で自治体がお届けをするということでありまして、できる限り早くお届けをしたいと思っています。自治体ごとに多少の違いはあると思うんですが。 馬場:各自治体がそれぞれの例を、いいところを見習いながら、早急に進める面もあるかと思います。 安倍:これはマイナンバーを活用していただければ大変早くいくわけでありますが、まだマイナンバーの普及は15%ぐらいにとどまっておりますので、郵送していただいた方々にもなるべく早くお届けするように地方自治体と協力をして全力で取り組んでいきたいと思っています。