自宅療養した医師が実感する新型コロナ「有効な家庭内対策」 - ふじみの救急病院 鹿野晃院長
感染を公表した理由
幸い重症化することはなく、鹿野院長は17日ほどの療養後に職場復帰しました。病院での新規感染者は二度目の緊急事態宣言によりピークアウトしたものの、まだまだ注意してほしいと言います。 鹿野院長: 明日は自分がかかるかもしれないということで、感染者への差別や風評被害などは控えていただければ助かります。特に医療従事者などは、患者さんへの密接なケアをすればするほど感染リスクが上がっていきます。そういう職場ですので、医療従事者の感染に対しても温かい目で、寛容な社会を作っていければいいと思っております。私がこの感染を公表したのも、少しでもそういった世の中に向かうのに役立てばという思いから公表致しました。 一番いいのは感染拡大が防止され収束することですが、まだまだコロナと一緒に生活していかなければいけない世の中が続くと思いますので、ぜひ国民のみなさんには、引き続きご理解とご協力をいただければ助かります。