ケチらずに採用して正解だった新居の設備3つ。手動のシャッターは本当に面倒だ
3年前にハウスメーカーで家を建てたライターは、予算の都合でいったん不要としたものの、その後、夫の要望で採用した設備が3つありました。それは、電動シャッターとインターホンの子機とマルチメディアコンセントです。暮らし始めるとこの判断が大正解。その理由をレポートします。
夫のたっての要望で家づくりに加えた設備が3つ
筆者は、夫と中学生の長女と長男、小学生の次女の5人暮らし。夫婦ともに在宅勤務がスタートしたのをきっかけに、3年前に分譲マンションから、今のハウスメーカーで建てた注文住宅に引っ越しました。 家づくりに関して、夫は筆者の好きなようにさせてくれました。しかし、そんな夫がどうしてもと、こだわった設備が3つあります。要望の数としては少ないですが、筆者は「そんなのは贅沢品だよ」と思っていました。 でもあれから3年以上たった今振り返ると、もしつけていなかったら、きっと後悔していたと思っています。その3つの設備と理由をレポートします。
電動でなければシャッターは閉めっぱなしだった
筆者が家を建てた敷地は準防火地域。窓にも規制があり、シャッターか網入りの窓ガラスにする必要がありました。 しかし、大きな窓は網入り窓ガラスにしたくありませんでした。そこで、リビングの掃き出し窓は、シャッターを採用することにしたのです。 とはいうもののシャッターには、気になることが。以前、義両親の家にあった大きな窓(掃き出し窓)の、シャッターを動かしたことがあります。そのとき、上げたり下げたりするのに、かなり力が必要だったのです。さらに、しゃがんだり背伸びをしたりしないといけなくて、とても大変でした。 もともと夫婦ともにかなり面倒くさがり。それを考えると、手動シャッターの場合、閉めっぱなしになることは、簡単に予想できました。 そこで夫が「電動シャッターにしよう」と提案。費用が上がることを最低限に抑えるために、1階のみ電動シャッターにしました。 実際住んでみると、電動シャッターを採用したのは正解でした。 朝起きて1階に下りてきたら、キッチン横にあるシャッターのリモコン(写真上段右側2つがシャッター用リモコン)を押すだけでOK。朝食の用意をしている間に、シャッターが自動で上がります。 もし手動の場合、シャッターをあけるためにカーテンをあけて、窓をあけて、シャッターをあけて、窓を閉めて…という操作をする必要が。これはかなり面倒です。 実際、手動にした2階主寝室のシャッターは、毎日あけ閉めしていません。台風のときに閉めたら閉めっぱなし、布団を干すときにあけたらあけっぱなしです…。 電動シャッターを採用したことで、体力や手間、時間も節約することができました。 ただ、電動シャッターを採用すると、固定資産税が上がる、メンテナンス費用が高くなる可能性も。ですから、初期費用だけではなく、住んでから発生する費用も確認した方がいいと思います。