小池都知事が定例会見4月2日(全文2完)結局のところ、ワクチン待ち
国、近隣3県と連携して必要な対応を図っていく
一方で、お店ごとにするのに、それまで10万件だったのが、店舗ごとにしたことによって、また営業許可とか、これ都税を使いますので、あまり書類が十分でなかったときは、これを精査するのはかなり労力が掛かるし、時間が掛かるし、お待たせをすることになってしまう。今回、またそれで制度が変わりますと、ご提出いただくいろんな書類も変わってくるのじゃないかなと思います。申請手続き、それから審査方法。これらを踏まえて進めていかなければならないわけで、これについては新しい方向性を示されたので、国、そして近隣の3県とも連携しながら必要な対応を図っていくことになろうかと思います。 確定申告っていうのはあるんですが、税情報は国税になると、今度こちらにその情報というのは、主税のほうとの連携はあっても、なかなかそれ以外の目的で使うことはハードル高いわけですね。1つ1つ、一短一長があるかなというふうに思いますが、いずれにせよ今回、方向性が示されましたので、これらのことをよく注視していきたいと思っています。じゃあ最後でお願いします。
病院長との意見交換で印象に残っている意見は?
TOKYO MX:TOKYO MXテレビの相模と申します。先日の病院長との意見交換について伺いたいんですけれども、特に印象に残っている意見というものが、どういったものがあったのかというところと、その意見を伺った上で今の医療提供体制、どのような状態だというふうに捉えてらっしゃるでしょうか。 小池:3回にわたって病院の長の皆さま方のご意見を直接お伺いいたしました。これまでも本当に現場で、正月休みも年末もなく、そしてまた旅行にもなかなか行けず、そして中には差別的な、子供さんがいじめられるとか、そういった形で医療従事者の皆さんには本当にご苦労を掛けたと。そのお礼を言う機会でもございました。 総じて言えることについては、それぞれ役割が違うっていいましょうか、得手の部分が違ったりします。そういった中で、やはりこのコロナから脱出をしてはいるけれども、介護が必要な人が、なかなか病床を空けるに至らない。そしてまた、その受け皿がないということについて、かねてからご要望がございましたので、これまでに、いわゆる下りって言っていますけれども、それらの方々を受けていただく病院を約200、もうすでに確保しております。それによって病床についての、回りっていう言葉を使っていいのかどうか分かりませんけれども、これが進んできているという、またそれをぜひこれからも確保してほしいというお話を伺いました。それからやはり、なんといっても新規陽性者を増やさないことですよねという。これはもう皆さんおっしゃるのと、それからやはり医療従事者の方々にも、まだワクチンが行き渡っていないという点についてもお話がございました。 増加状況にあるこのコロナの感染状況でありますけれども、やはり病床の確保っていうのは何よりも重要でありますし、今、高齢者が、これまで、高齢者の確率がこのところは増えてきていて、それが重症になる恐れが高かったということも含めて、いかにして重症、中等症、軽症、無症状、これを見極めながらスムーズに、皆さんに適切な医療を受けられるような体制にしていくのか。病院の皆さんと一体となってできることだと、あらためて感じたところであります。今後ともご協力をいただきたいということをお願いしております。いろいろこれからも、新年度でもありますので、今回のコロナの点で必要な施設、組織の皆さんとはしっかりとやりとりをしながら進めていきたいと考えております。以上です。 司会:記者会見、終了いたしました。ありがとうございました。 (完)【書き起こし】小池都知事が定例会見4月2日