小池都知事が定例会見4月2日(全文2完)結局のところ、ワクチン待ち
東京で飲食店の見回りを行う上での課題は
フジテレビ:フジテレビ、小川です。その大阪なんですが、大阪は今後、飲食店の見回りを強化していくっていうことなんですけれど、東京の場合は飲食店の数が、大阪ですとかと比べてもかなり多いと思いますので、今後、例えば東京の見回りをしていく上での課題と、あとエリアを区切ってというのが重点措置のポイントかと思うんですが、ただ、東京の場合は23区、それぞれ非常に多様性といいますか、どっかでちょっと飲んでて、すぐ次に行きやすいといいますか、エリアとして23区をそれぞれ分けることが現実的に効果的というふうにお考えなのかどうかということと。あと、新年度になりまして都庁内でもデジタルサービス局をつくられたりとか、まずそのデジタルサービス局をつくられた狙いと。あと国際金融、先日も会議が開かれましたけれども。 小池:今、もう3つあったよ。 フジテレビ:すいません。担当局長とかを配置された、その国際金融に向けての狙いもお願いします。 小池:まずコロナの関係で、飲食店の見回りでありますけれども、これはずっとやっています。ざくざくと、1つ1つお店を回っております。また、業界の方々にお願いをして、そして中でアクリル板はどうか、消毒液はどうかっていったような。同じ業界同士だと、やはりどこがポイントか分かってる方々が回っていただけるのは大変助かっているところであります。
感染防止策をしっかり練っていきたい
それと今回は、特にコロナリーダーを設けるというのは、お店の方々にとっては、お客さんにはなかなかものが言いづらいんですというお話があちこちから聞こえてくることを参考にしまして、今回このような対策を講じているわけで、すでに4万5000件、今、協力金の申請の数が店舗ごとにして12万点にのぼったわけでありますけれども、それらの中で今、4万5000人のコロナ対策リーダーがもうすでに登録をされておりますので、引き続きこのコロナ対策のリーダーを登録していただいて、研修受けていただくようにお願いを申し上げます。 そして広がりについてなんですが、東京の場合はなかなか、大阪だったらどことか、仙台だったら何々通りとか、そういったところだけでなく、1都3県いろいろ連携してやってるのも、ちょっと行けば、時間が違うとそっちのほうに流れればいいやみたいな話になってきてしまうということもあって連携もしてきたわけであります。その辺りはお店の軒数によるとか、いろんな考え方があるかと思っておりますので、いずれにせよ感染防止のための対策をしっかり練っていきたいと思います。 それからデジタル局、デジタルサービス局、今回新たに新設と。新たに新設はおかしいですね。新設されました。これはもう以前から準備をしていたものでありまして、都民の皆さんからもいろいろな申請を出すに当たって、はんことか、1つの例えば建築物、大きなビルなどになりますと段ボール箱が何箱にもわたる書類を提出してもらわなければならないというのがこれまででありました。そういったことをデジタルで済ませていこうということであります。それによってさまざまな手続きがスピードアップされるということで、いろんな整理も行いました。ですからデジタルサービス局として、さまざまなハードを整えると同時に、ソフト面でどういうことができるのか、そしてそれを担う人材の確保ということで、このたび発足をいたしました。 ぜひこれらは、最後に国際金融の話、ご質問ございましたが、これも5Gなのか4Gなのかによってスピードが全然違ってくるわけですね。ということを考えれば、国際競争力のためにもこのデジタル化を徹底して進めていくというのは不可欠な令和のインフラだと考えておりますので、局の国際金融も担当局長を置くことによって、その重要性を確保していきたい、こう考えております。