大阪府・吉村知事が定例会見9月15日(全文2)病床数は飛躍的には増えない
大阪府の吉村洋文知事は15日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「宿泊療養所の中に臨時診療所を併設」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年9月15日)」に対応しております。 【動画】「宿泊療養所の中に臨時診療所を併設」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年9月15日) ◇ ◇
別のホテルの入所者も搬送して治療するのか
毎日新聞:幹事社、毎日新聞の鶴見です。先ほど発表になりました診療所併設型の宿泊療養施設についてなんですけども、別のホテルに入所されている方も搬送して治療する仕組みになるんでしょうか。 吉村:ホテルからホテルっていうのはなかなか簡単には移動はいかないと思いますので、基本的にはそこのホテルに入所されている方が対象になると思います。なので、逆に言うと最初の振り分けの段階、これは保健所が振り分けますので、少しリスクの高い方はこちらのほうに振り分けていく。そして例えば20代とか、ものすごく20代で無症状だとか、基礎疾患がないとか、そういうリスク要因が非常に少ない方については、そういったところが今までどおりの宿泊療養施設。あるいはそうじゃない方についてはこちらと。カクテル療法の適応になる方はカクテルセンターがあるホテルとか、そういったことを最初の保健所の段階で振り分けていくということがまず基本になると思います。なので、ホテル間をぐるぐる移動するというのは今の段階では想定はしていないです。
内在型整備のメリットはどう考えているのか
毎日新聞:これまでも宿泊療養施設でオンライン診療ですとか薬の処方などの個別の医療措置もされていたと思うんですけども、内在型に整備するメリットについてどのようにお考えか教えていただけますでしょうか。 吉村:オンライン診療については今後も引き続き33ホテル全てでやっていきます。内在型ホテル、内在診療型ホテルの強みとしては日中、常に診療するお医者さん、看護師さんが常駐するということです。なので、まさに実際にそのホテルに入所されている方に下りてきてもらって、そういった、実際に面と向かって診察もし、それでお医者さんがいろんなキャッチするところあると思いますけれども、お医者さんがそこで判断をする、あるいは診察をする、投薬をする、まさに診療所がホテルの中にあるというような環境を整えたいと思います。 もちろんオンライン診療でも非常にお医者さん頑張っていただいて、投薬等もやっているわけですけれども、常に診療所、コロナ専門の診療所が中にあるというようなことで、より診療体制というのは強化されると思っています。 毎日新聞:あとスタート時なんですけど、何施設からスタートとか、またあと時期など、現状で想定されていることはありますでしょうか。 吉村:全てのホテルというのは目標ですけど難しいだろうと思っています。そこまで手は挙がらないと思っていますので、実際はどれだけ手が挙がるかは分かりません。やってみないと分からないです。公募の期間は比較的長めに取っていますので、手を挙げていただいた医療機関、あるいは民間の医療施設、機関、クリニック、診療所があれば、個別に話をさせていただいて、そして動かせるところから動かして開始をしていくということになると思います。なので、できるだけ早く準備が整ったところから併設型を開始していくということになります。 数については具体的なこれだけというのは今、どれだけまず手が挙がるかとかも分からないので、1カ所でも多くやっていきたいとは思っていますが、そんなにたくさん手が挙がるとも思っていません、現実問題として。なかなかハードルも高い部分もあると思いますので。ですので、1施設でも多くやりたいというところです。